パナソニックは1月28日、デジタルカメラ“LUMIX”の新製品「DMC-FS6」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万8000円前後。
「DMC-FS3」の後継となる薄型のエントリーモデル。搭載する撮像素子は1/2.5型 有効810万画素CCDと変わりないが、レンズが33〜105ミリの光学3倍ズームレンズから、33〜132ミリの光学4倍ズームレンズに変更され、より望遠撮影に強くなった。デジタルズーム「EX光学ズーム」も5.1倍から6.4倍に強化された。
光学式手ブレ補正と高感度撮影、動き認識を組み合わせてブレを総合的に抑制する「トリプルブレ補正」のほか、「顔認識」「自動シーン判別」「クイックAF」の機能を組み合わせ、フルオートでさまざまな撮影シーンに対応する「おまかせiA」も引き続き搭載する。
新製品では赤目を自動検知して、撮影時に補正する「デジタル赤目補正」もおまかせiAに含まれたほか、押すだけで撮影モードがおまかせiAに切り替わる「iAボタン」が採用された。
画像処理エンジンはFS3と同じく「Venus Engine IV」だが、新規ICの導入と回路設計の見直しを行うことで低消費電力化も進められ、FS3では330枚だった撮影可能枚数は、400枚となった。
背面液晶は外光にあわせて輝度を自動変更するオートパワーLCDで、サイズは2.5型(23万画素)。ハイアングル撮影時に画面を見やすくする「ハイアングルモード」も引き続き備える。サイズは97(幅)×54.4(高さ)×21.2(奥行き)ミリ、約115グラム(本体のみ)。
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