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「業界No.1省エネ性能」達成した32V型AQUOS

» 2009年02月02日 14時50分 公開
[ITmedia]

 シャープは2月2日、液晶テレビ“AQUOS”の新製品、「LC-32DE5」(32V型)、「LC-26D50」(26V型)、「LC-20D50」(20V型)を2月20日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は「LC-32DE5」(32V型)が14万円前後、「LC-26D50」(26V型)が11万円前後、「LC-20D50」(20V型)が9万円前後。

photo 、「LC-32DE5」(手前)、「LC-26D50」(左上)、「LC-20D50」(右上)

 新製品は電源回路やバックライトの効率化などで省電力性を高め、32V型のLC-32DE5は年間消費電力量66kWh/年、省エネ基準達成率303%を達成したことで、「業界No.1の省エネ性能を実現した」モデル(同社)。26V型の「LC-26D50」では65kWh/年、達成率238%を、20V型の「LC-20D50」では55kWh/年、達成率200%をそれぞれ達成している(達成率は、エネルギーの使用の合理化に関する法律に定められた2008年度基準に対する値)。

 節電機能も豊富で、一定時間の操作がなかった場合に電源を切る「無信号電源オフ」「無操作電源オフ」や音声のみを流す「映像オフ」といった機能も用意されている。部屋の明るさに応じてバックライトの輝度を変化させる明るさセンサーや、シーンに応じての輝度最適化も省電力に寄与する。

 画質面については新開発の画像処理用LSIを搭載したほか、階調補正技術の実装によって、夕日など微妙なグラデーションも繊細に表現するという。また、インターレースで入力された映像信号をプログレッシブに変換する際には、画像内の移動を検出・解析することで輪郭のなめらかな映像にしてくれる。同社得意の1ビットデジタルアンプも搭載しており、高速サンプリングによって高い音質を確保している。

 カラーはブラック/ホワイト/レッドの3色を用意。32V型のLC-32DE5については、高さを調節できるスタンドが採用されており、AVラックや戸棚など高さに制限のある設置場所への対応が可能となっている。

 インタフェースにはHDMI入力3系統(AQUOSファミリンク対応)のほか、D4映像入力2系統などを備えており、拡張性も確保されている。テーブルスタンド装着時のサイズは、LC-32DE5が79.2(幅)×24.1(奥行き)×60.4/58(高さ)、LC-26D50が65.6(幅)×24.1(奥行き)×53(高さ)、LC-20D50が52.1(幅)×18(奥行き)×42.2(高さ)。

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