キヤノンは2月18日、コンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL 210 IS」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万3000円前後。
新製品は沈胴式光学3倍ズームレンズを搭載しながら厚さ18.4ミリを実現した、IXY DIGITAL史上最薄モデル。ボディからは徹底的に凸面をなくしたほか、操作ボタンまでもフチの曲面に添ってラウンドさせるなど細部に至るまで工夫されており、IXYの原点である「スタイリッシュ&コンパクト」を追求した原点回帰とも呼べるデザインになっている。
新設計された光学3倍ズームレンズの焦点距離は33〜107ミリ(35ミリ換算)で、シャッタースピード換算で約3段分の補正効果を持つ、レンズシフト式の手ブレ補正機能も備える。撮像素子には1/2.3型有効1210万画素CCD、画像処理エンジンにはDiGiC 4を組み合わせており、各種の情報をもとに撮影シーンを分析し、適した設定と画像処理をカメラが行う撮影モード「こだわりオート」が利用できる。
背面液晶は高視野角タイプの「クリアライブ液晶II」で、サイズは2.5型(約23万画素)。1280×768ピクセル(720p)のハイビジョン動画も撮影可能で、撮影した静止画/動画は、用意されたHDMIを利用してテレビへ映し出すこともできる。本体サイズは87(幅)×54.5(高さ)×18.4(奥行き)ミリ、約115グラム。付属バッテリー「NB-4L」で約200枚の撮影が行える(CIPA規格)。
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