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» 2009年04月28日 11時22分 公開

橘十徳の「自腹ですがなにか?」第50回:意外と本格派? 「かわいいミシン Ver.2」 (2/2)

[橘十徳,ITmedia]
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上糸も下糸もすべてセッティング済み

 本体を取り出してみて驚いたのが、あらかじめ糸がセッティングしてあったこと。本来ならば上糸ボビンから糸を取り出してガイド穴に入れて、圧力調整ダイヤルに挟んで通してさらにガイドを通し、針に通さなければならない。また、下糸についてもボビンをセットして、ハンドホイールを回して針を上下させて調整する必要があるが、これらの作業をユーザーは一切する必要がない。これなら初めてミシンを使う人にも分かりやすい。ちなみにステッチの調整は圧力調整ダイヤルで行うようになっているが、これもすでに調整済みだった。

photo 半透明のカバーを開けると、下糸のボビンが見える

 ただし本体の台の上には、すでに布の切れ端が置いてあり、縫いかけの状態で入っているので、最初にこの布を取り外す必要がある。説明書きによると、出荷の段階で1点1点作動・縫製テストを行っているという。どうやら検品を終えたら、そのままの状態で梱包(こんぽう)しているようだ。布地は右手でハンドホイールを回して針を上の位置で止めて、布押さえプレートを持ち上げて布地を引き出せば取り出せる。

小型の割に意外と安定

 セッティングの仕方や調整方法は、写真入りの説明書で詳しく解説されている。針の交換方法についても丁寧な説明書きがあるので、使用にあたって戸惑うことは少ないだろう。また、付属の糸巻き用ロングピンを使うと、市販の家庭用ミシン糸も使用可能だ。保証期間は1年間となっており、故障の際も安心である。

photophoto フットペダルも装備する。かなり軽く携帯性は抜群(左)。ボビンやスペアの針、そして糸通しなども付属する

 実際に使ってみたが、あらかじめ糸がセッティング済みなだけあって、非常にスムーズに使い始められた。ワタクシも裁縫はあまり得意なほうではないが、それでもまごつくことはなかったので、使い勝手は良いほうだと思う。パワーもぞうきんを縫う程度ならば申し分ない。なお、縫い返しの機能が付いていないので、返し縫いをする場合は布に針を刺したまま、布押さえプレートを上げて布を180度回転させる必要がある。これは正直面倒くさいが、値段が値段だけに仕方ないだろう。

 本体が軽いので、縫いにくいかと心配だったが、いざ使ってみると意外と安定している。分厚いデニムなどを縫うには少し力不足かもしれないが、簡単な縫い物をするだけなら十分使える製品だと思う。なにしろ2000円代で買えるシロモノなので、試しに買ってみる価値は十分にある。ミシンの初心者はもちろん、サブ用の小型ミシンを探しているヘビーユーザーにもオススメしたい。

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