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パズルとストーリーの意外な“合わせ技”「ハナヤマパズル文庫」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第21回(1/2 ページ)

» 2009年08月04日 12時37分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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photo ハナヤマパズル文庫「タイル職人のある一日」

 ハナヤマといえば、パズルやビンゴ、ルーレットなどのアナログゲームで有名な玩具メーカーだが、今年6月に発売した「ハナヤマパズル文庫」シリーズには個人的にかなり興味を持った。なにしろ“パズル”と“文庫”という、普通では結び付かない2つの単語が組み合わさっているのだ。いったいどんな商品なのか? と気になって仕方ない。

 調べてみると、どうやらこの「ハナヤマパズル文庫」は、パズルゲームにショートストーリーを組み合わせたものらしい。読者はストーリーを読みながら、同梱(どうこん)されているパズルに挑戦するというゲームである。ただ単にパズルを解くだけではつまらないと感じてしまう人でも、物語の世界観に浸ることで、パズルを解くことに意味を見出せるわけだ。

 ふだんはパズルにあまり興味のないワタクシだが、こういう今までになかった“合わせ技”には弱い。ショートストーリーはどんな内容なのか、パズルはどんなルールなのか、なんだか色々と気になる。しかもこの商品、値段もかなりお手頃だ。amazon.co.jpで税込み714円だったので、すかさず購入に踏み切った。

ラインアップは6種類

 ラインアップは「タイル職人のある一日」「夏夜の思ひ出」「ダンシングフォーエバー」「パズルインポッシブル」「ネズミとチーズのおいしい関係」「イースターエッグの兄弟」の全6種類。このうち、今回買ったのは「タイル職人のある一日」と「夏夜の思ひ出」の2つである。これくらいの値段であれば、一度に2つか3つを買ってしまおうという気にもなる。

 ところでなぜこの2タイトルを選んだかというと、たまたま在庫があってすぐに届くのがこの2つだけだったからだ。スパイ映画好きのワタクシとしては「パズルインポッシブル」あたりがほしかったのだが、あいにく品切れだった。それぞれ同梱されているパズルの内容は異なっているので、見た目で面白そうなのを選ぶという手も十分アリだ。パズルそのものを見比べると「イースターエッグの兄弟」が面白そうに思えたので、次の機会はこれを買ってみたいと思う。

photo 「夏夜の思ひ出」のパッケージ

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