ソニー・コンピュータ・エンターテインメント(SCE)は8月18日、プレイステーション 3(PS3)を値下げすることを明らかにした。従来よりもスリムな新モデルも投入する。
これまで399ドルだった80GバイトモデルPS3は299ドルに、160Gバイトモデルは499ドルから399ドルに値下げされる。値下げは18日から実施される(欧州では19日から)。
新モデル「CECH-2000A」は120GバイトHDDを搭載し、日本では9月3日に2万9980円で、北米や欧州などでは9月1日に299ドルで発売される。本体色はチャコールブラック。プロセッサ、電源ユニット、冷却システムまで内部構造を完全に設計し直して従来よりも薄型軽量を実現したという。最初の60GバイトPS3モデルと比べ、厚みと重量は約3分の2、消費電力も3分の2になったとしている。
このほか新モデルは、バージョン3.00のファームウェア、PS3とBRAVIAをHDMIケーブルでつないで、テレビのリモコンで直接PS3のXMBインタフェースを操作できる「BRAVIA Sync」を搭載する。ゲームと娯楽コンテンツにフォーカスするため、ほかのOSをインストールする機能は削除された。別売りで2000円(24ドル)の縦置きスタンドも提供する。
また新モデル投入に合わせ、ブランド名を「PLAYSTATION 3」から「PlayStation 3」に変更し、新しい「PS3」ロゴも導入する。このロゴは新モデルの筐体に描かれている。
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