9月3日、ヤマハがホームシアター製品に関するティーザーサイトをオープンした。
いすに座った黒ずくめの怪しい男性をバックに「ついに、その日が、来る」というキャッチコピー。また「2009 Autumn—ホームシアターに、なにかが起こる。—」という思わせぶりな一文が添えられている。
しかし、製品に関する情報は全くない。画面をクリックすると閉じてしまうウィンドウは、それ以上の情報提供を拒絶しているかのようだ。
隠されると逆に知りたくなるのが人情というもの。さっそく、同社担当者に電話して問い詰めた。
——あ、もしもし。この秋、ホームシアターに一体何が起こるのでしょう?
ヒミツです。
——どんな製品が出るのですか?
まだナイショです。
——ヤマハのホームシアター製品といっても、AVアンプからスピーカー、シアターシステムなど幅広いです。期待値の高さからいうとAVアンプの新しい“Z”かと思いますが、違います?
AVアンプではありません(ばっさり)。
——では、スピーカー?
少なくとも単体スピーカーではありません。
——……ヒントをください。
そうですね、“薄型テレビとの親和性が高いもの”です。多くの皆さんがお待ちになっている製品ではないでしょうか。お楽しみに!(そそくさ)。
——あ、ちょっと待っ……
ツーッ、ツーッ、ツーッ(古典的表現)。
そんなわけで、AVアンプでも単体スピーカーでもなく、薄型テレビと親和性の高い、注目のホームシアター製品がこの秋に登場する模様だ。期待して待とう。
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