子どものころ、駄菓子屋で買った銀玉鉄砲で友だちと戦争ごっこをした人は多いと思う。そんな昔のコーフンを再び味わえるオモチャが、トミーダイレクトの「NERF」(ナーフ)シリーズだ。
NERFは、ジェンガやモノポリーなどで有名なHASBRO(ハズブロー)の製品で、アメリカでは40年もの歴史を持つトイガン。日本でもトイザらスなど限られた店だけで販売されていたが、昨年からとうとう一般流通が開始された。年末のクリスマス商戦のときなどは、ヨドバシカメラのマルチメディアAkibaの玩具売り場でも、かなりの場所を取ってアピールしていた商品だ。
NERFの魅力としては、まずスポンジ弾を使っている点が挙げられる。銀玉鉄砲は当たるとけっこう痛いし、小さいと子どもが飲んでしまう恐れもある。対してNERFのスポンジ弾は太く長いので、そんな心配はいらない。家の中でも思う存分、撃ち合うことができるのは魅力だ。
もう1つの魅力は、ラインアップの豊富さである。NERFにはスタンダードタイプの「マーベリック」に加えて、コンパクトな「ナイトファインダーEX-3」および「シークレットストライク」、両手で構える大型の「リーコンCS-6」や連射が可能な「レイダーCS-35」などさまざまなタイプがある。ほかにも日本で未発売のモデルがあるので、今後どんなモデルが登場するのか実に楽しみだ。
今回はその豊富なラインアップの中から、「ナイトファインダーEX-3」を選んだ。決め手は、照準用のライトビームが搭載されていること。よくハリウッド映画などで、軍の特殊部隊が照準用ライトビーム搭載の銃を使って暗闇で撃ち合う場面を見るが、ナイトファインダーならそのような映画の気分をたっぷり味わえる。
価格は「Amazon.co.jp」で税・送料込み1449円だった。定価のままだが、送料も無料だったのでここで購入。黄色とオレンジをちりばめたアメリカンなデザインのパッケージで送られてきた。本体も黄色とオレンジの派手な組み合わせで、はっきりいってお子様向けといえる。ただし変に大人向けを意識して中途半端になるよりは、むしろこれくらいのほうが潔いのかもしれない。
付属しているスポンジ弾は3個で、弾の大きさは実測で全長約73ミリ、直径約26ミリ。照準用ライトビームの下が弾を収納するためのホルダーを兼ねており、使わないときはここに収納できるので紛失しにくい。もし弾をもっと欲しい場合は、別売りで「マイクロダーツ リフィルパック」という補充弾が30本入ったセットも用意されている。
グリップ部は電池ケースも兼ねており、ドライバーで下部のフタを開けて単三形乾電池を2本セットする。この電池は照準用ライトビームの点灯用で、スポンジ弾の発射そのものには電源は必要なく、電池を入れなくても弾は発射できる。
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