ITmedia NEWS >

ラックスマン、コンセンサスのフロア型スピーカー「Bogen」を発売

» 2010年02月26日 21時09分 公開
[ITmedia]

 ラックスマンは2月26日、オーストリアに本拠を置くConsensus Audio Engineering(コンセンサス・オーディオ・エンジニアリング)のフロア型スピーカー「Bogen」を発表した。価格はペアで157万5000円。同日から販売を開始する。

photophoto 外装カラーはEtimo(左)とMaple(右)の2色

 アコースティック楽器の発音構造に注目し、流体力学を応用した独自の「エアフロー・テクノロジー」を採用。エンクロージャー内に発生する不要な音響を流体として捉え、その流れを形状や材質、開口部などの構造でコントロールすることで、吸音材を使用することなく反射音をダンピングするという。

 ユニットは、1インチセラミック・ツィーターおよび5.5インチ・セラミック・ミッドウーファーを2つ搭載した2Way構成。ミッドウーファーは、ドイツ・ティール&パートナー製のセラミック・ドライバーをオリジナル・カスタマイズしたもので、ボイスコイルの奥行きを3倍として無歪最大出力を上げ、さらにフレームを補足することでエネルギーロスをおさえたという。またネットワーク回路にはドイツ・ムンドルフ製パーツを使用。左右ペアで使うパーツの性能誤差が±0.25dB以内となるよう細心の選別作業を実施している。

 外形寸法は、205(幅)×980(高さ)×420(奥行き)ミリ。重量は30キログラム。インピーダンスは5オーム。オプションとして、オリジナル・スパイクセット(26万2500円)、オリジナル・スピーカーケーブル(48万3000円)、ダイヤモンド・ツィーターセット(ペアで105万円)なども同時に発売している。なお、ダイヤモンド・ツィーターセットの装着は、注文時のみ受け付ける。

photophotophoto オプションのオリジナル・スパイクセット(26万2500円)、オリジナル・スピーカーケーブル(48万3000円)、ダイヤモンド・ツィーターセット(ペアで105万円)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.