ITmedia NEWS >

東芝初のBlu-ray Disc内蔵テレビ、REGZA「26R1BDP」新生活テレビ特集(1/2 ページ)

» 2010年04月09日 22時13分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 今回取り上げる「26R1BDP」は、東芝初のBlu-ray Discプレーヤー内蔵テレビ。今年1月、同社がBD市場への参入を表明した際にリリースしたもので、第1弾商品の1つとなる。また、すでに“録画テレビ”としての地位を築いているREGZAシリーズに、BD再生という新しい付加価値を加える意味でも注目度は高い。

photophoto 「26R1BDP」。フレームとの一体感を重視して“ディープラグーン”タイプのスタンドを採用した(左)。本体側面にBDドライブを搭載。BDビデオ、BD-R/RE(2層含む)を再生できる(右)

 R1BDPシリーズには、32V型と26V型が用意されている。画面サイズを除けば両モデルに差異はなく、どちらも2009年冬モデルの「R9000」をベースとしてスロットイン式のBlu-ray Discドライブを備えた構成。BDドライブはあくまでプレーヤーのため、BD-R/-REなどへの録画/ダビングには対応していない。レンタルBDなどの視聴が主な想定用途だ。

 BDに録画できない代わり、USB接続の外付けHDDにハイビジョン録画が行える。背面に録画用のUSBポートを1基備えており、別途USBハブを用意すれば、最大4台までのHDDを同時に利用可能だ。今回は、東芝純正の500GバイトHDD「THD-50A1」を一緒に借りて試用した。

 東芝純正の「THD-50A1」は、2.5インチHDDを使用したコンパクトな外付けHDD。1台ならUSBバスパワー駆動が可能で、コンセントを用意する必要がないのはありがたい。テレビ前面のLEDで録画中などのステータスを知ることができるため、外付けHDDはAVラックの背面にでも隠しておけばいいだろう。こうすれば、見た目も使い勝手も内蔵HDDとまったく変わらない

photophoto 東芝純正の500GバイトHDD「THD-50A1」
photophoto 外付けHDDはAVラックの背面にでも隠しておけばスマート。見た目も機能も内蔵HDDと変わらない

 ピアノブラックでまとめられた外観は、REGZA独自の“ミニマルデザイン”と呼ばれるシンプルなフォルム。スタンドは、独特な“ブーメランスタンド”ではなく、環礁の浅瀬をイメージしたという楕円(だえん)形の“ディープラグーン”タイプを採用している。フレーム部に見られるグラデーションなども合わせ、デザインテイストはZX9000シリーズの小型版といった印象だ。

 リモコンは、シンプルな「レグザリモコンII」。数字キーや音量ボタンを大きめにしているほか、方向キーも四角い形状として面積を増し、押しやすさを追求した。再生系のボタンはリモコンの下部にまとめられ、録画ボタンなど普段はあまり使わないボタンはスライドカバーの下に配置している。そして上部には、新たに青い「BD」ボタンが付いた。

photophoto リモコンには青い「BD」ボタンが付いた(左)。画面の向きを変える機能はない(右)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.