日本での発売が5月末まで延期になってしまったiPadだが、各社が続々と専用ケースやカバーを発表している。既にiPadを入手された方やiPad購入予定の方のために、各製品の外観と使い勝手を中心にクイックレビューをお届けしたい。
なお、今回用意したものには、日本向けパッケージでないものや、実際に発売される製品とは若干仕様が異なるものも含まれている。詳細なレビューは、iPadの発売前後、または正式な製品リリースのタイミングで行いたい。
「Simplism Shoulder Leather Case for iPad」は、上下開きのフリップタイプカバーが付属し、ショルダーストラップによって、肩掛け、たすきがけが可能なiPadケースだ。
表面は滑らかなレザー素材で、裏面はバックスキン調になっている。ケース上部からiPadを差し込んで収納する。
底面およびサイドには、スイッチやDockコネクター、スピーカー用の切り欠きが設けられている。
フラップは、180度展開して持つことで邪魔にならずに使用できる。背面にあるストラップホールにストラップを通してフラップを固定可能だ。
背面にあるリングにスナップリングを使用してストラップを留める。リングは美しい独自のデザインでSimplismの刻印がある。
iPad単体で持ち運んで使いたいという場合には、ショルダーストラップのあるこの製品が便利だろう。
「Simplism Flip Leather Case for iPad」は、見開きタイプのフリップカバーが付属するiPadケースだ。
表面は滑らかなレザー素材で、裏面はバックスキン調になっている。フリップを開き、ケース左側からiPadを差し込んで収納する。
上下およびサイドには、スイッチやDockコネクター、スピーカー用の切り欠きが設けられている。また、フリップ側には書類やカードなどを収納するスリット、ポケットがある。
フラップは180度展開して持つことが可能。背面にあるストラップホールにストラップを通せばフラップを固定できる。
単体での使用はもちろん、バッグなどに入れる際のインナーケースとしても利用できるだろう。
「Silicone Case Set for iPad」は、iPadの背面を覆うようにかぶせるシリコンケースで、ユニークな4つの隆起があるのが特徴だ。
厚みは、一般的なiPod/iPhone用シリコンケースとほぼ同じくらいだが、iPadに装着すると薄く感じる。
上部にはヘッドフォンおよびマイク用の穴、ロックスイッチ用の穴がある。ボリュームや電源のスイッチはモールドされており、カバーの上から操作する仕組み。底部には、Dockコネクターやスピーカー用の切り欠きを設けている。
パッケージには、保護フィルムが付属している。また、画面をふくためのクロスとフィルムをうまく貼るためのヘラが付属する。
背面の隆起が机などの上に置く際のクッションになり、また持ち上げる際には手がかりになる。例えば、ゲームや楽器アプリなどをプレイする場合には、iPadの背面が机と擦れてしまうこともある。そんなときに「Silicone Case Set for iPad」があると便利だろう。
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