BCNは10月14日、全国主要家電量販店の実売データを集計する「BCNランキング」において、録画機能付き薄型テレビの販売台数構成比に関する調査データを発表した。それによると、2010年9月における録画機能付き薄型テレビの台数構成比は30.1%で初めて30%を超えた。金額構成比は40.8%で、こちらも初めて40%台に達した。
薄型テレビの販売価格はこの夏以降大幅に下落しているが、同社では「高付加価値製品は価格下落のブレーキ役ともいえ、録画対応製品は一層拡大することになりそうだ」と分析している。
録画機能の対応メディア別台数構成比は、「外付けHDD端子のみ」が46.5%とダントツの1位。続いて「BDのみ」が19.3%で2位につけているが6月以降は減少傾向にある。これに対し19.1%の僅差で3位に入った「HDDのみ内蔵」はシェアを急激に伸ばしており、2、3位の逆転は時間の問題だ。いわゆる“全部入り”の「HDD/BD内蔵」は高価格モデルになるため6.2%にとどまっている。
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