米SRS Labsは、4月11〜14日に米ラスベガスで開催された「国際放送機器展」(NAB 2011)において、ストリーミングメディア向けのオーディオ技術「SRS 5.1 Surround」および「SRS CircleCinema 3D」の2つのデモンストレーションを実施した。
SRS 5.1 Surroundは、インターネットを介して配信されるストリーミングコンテンツの高画質化に伴い、ユーザーからの、コンテンツの画質にあった音声を聴きたいというニーズを受けて開発されたオーディオ技術。PCを始め、携帯電話やゲーム機といったストリーミングコンテンツを再生できるデバイスを持っていれば、HD映像に最適化された5.1chサラウンドの音声を、映画やテレビ番組などの高画質な映像と合わせて、どこでも楽しめる。
一方のSRS CircleCinema 3Dは、3D映像に対応するオーディオ技術で、スクリーン上のオブジェクトとの相対的な位置にあわせて3Dオーディオの定位を実現する技術。映像とともに使用することで臨場感あふれる3D体験を実感できるという。同時に3Dストリーミングコンテンツ向けのオーディオ技術も開発中とのことだ。
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