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録画にDLNA、多機能な単体デジタルチューナー「HVT-BCT300S」登場アナログテレビもスマート化

» 2011年05月18日 21時19分 公開
[ITmedia]
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 アイ・オー・データ機器は5月18日、地上/BS/110度CSデジタルチューナー「HVT-BCT300S」を6月上旬より発売すると発表した。価格は2万1000円。

「HVT-BCT300S」

 アナログテレビと接続することで、地上/BS/110度CSデジタル放送を視聴できるデジタルハイビジョンチューナー。視聴のほか、USB外付けHDDを接続すれば、デジタル放送をそのままの画質で録画することもできる(同時接続は1台まで)。また、同社製アプリ「BCT Remote」をApp Storeよりダウンロードすれば、iPhone/iPad/iPod touchで、インターネット上の番組表から録画予約も可能だ(無償配布)。

「BCT Remote」で「テレビ王国」の番組表を開き、録画予約したところ(左、中)。予約一覧も確認できる(右)

iPadやiPhoneに付属リモコンと同じデザインのコントロール画面を表示、各種操作が行える(左)。背面端子(右)

 DLNA+DTCP/IPもサポート。DMP(クライアント)、およびDMS(サーバ)の両方の機能を搭載しているため、録画した番組をホームネットワーク上のDTCP-IP対応テレビやゲーム機などに配信したり、別室のDLNA対応レコーダーなどで録画した番組を視聴することが可能だ(複数個所同時配信は不可)。また、AVCHDビデオカメラやデジタルカメラの動画、写真の配信も可能なので、家庭内での動画、写真共有目的にも使用できる。さらにネットワークダビングにも対応しており、対応するPCやBDレコーダー(レグザブルーレイなど)にダビングしてBlu-ray Discメディアに保存可能だ。なお、ダビングには録画番組の再生時間と同程度の時間がかかる。

同一ネットワーク内のNASに対してネットワークダビングしているところ

 有線LANの転送規格は10BASE-T/100BASE-TXでポートは2系統。対応サーバーはWindows Media Player 12/11、DLNA準拠サーバで、対応動画フォーマットはWMV9(VC-1)、MPEG-1、MPEG-2(PS/TS)、MPEG-4 ASP、H.264(MPGE)、Xvidとなっている。加えてJPEG、BMP、PNG、GIF、TIFF形式の静止画とWMA8/9/9 Pro、MP3、MPEG-2/4 AAC、LPM形式のオーディオデータをサポートする。

 インタフェースはHDMI出力を1系統のほか、コンポジット映像出力×1、D映像出力×1、アナログRGB映像出力×1(別途ディスプレイ出力ケーブルが必要)、アナログ音声出力(L/R)×1、光デジタル音声出力×1、IRオプションケーブル入力×1を備える。加えて、SDカードスロット×1、USBポート×2を装備する。

 サイズは約260(幅)×55(高さ)×185(奥行き)ミリで重量は約1.3キロ。ACアダプター、ACケーブル(1.5メートル)、AVケーブル(1.5メートル)、LANケーブル(2メートル)、リモコン、B-CASカードなどが付属する。

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