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iPadやパソコンをテレビにつないだら……、アイ・オーの提案テレビをもっと楽しく

» 2011年01月12日 11時00分 公開
[ITmedia]
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 アイ・オー・データ機器は、2011 International CESで発表された「インテル ワイヤレスディスプレイ(Intel WiDi) Ver.2.0」に対応するワイヤレス接続アダプタ「WDA-X1」(→「アイ・オー、“Intel WiDi Ver.2.0”対応機器を開発中──PC画面をワイヤレスでHDMIテレビに出力」)や、iPad/iPhone/iPod touchに対応した地デジチューナー「HVT-BCT300」のデモを公開した。

photo 「WDA-X1」と「AH77/C」を使ったインテルWiDiのデモ。

 WDA-X1は、インテルWiDiに対応したパソコンの画面を無線LAN(IEEE802.11n)で受信し、HDMIなどで接続したテレビに表示させるディスプレイアダプターだ。デモでは富士通製LIFEBOOKの新製品「AH77/C」を使って、PCからWDA-X1を認識させる操作を行っていたが、無線LAN機器をスキャンして、ダイアログボックスに表示されたWDA-X1を選択するだけの簡単な操作で接続は完了した。

 リビングの大画面テレビでパソコン画面を表示でれば、ネットショッピングや地図検索、動画サイトなどを家族そろって楽しめる。テレビとパソコンの融合を促進する製品だ。今回のWDA-X1は「参考出展」であり、出荷時期や価格は未発表。

 iPad/iPhone/iPod touchと地デジチューナー「HVT-BCT300」、リンクプレーヤー「AV-LS700」の連携デモは、スマートフォン/タブレットPCとテレビの融合を目指した提案だ。App Storeから無料でダウンロードできるDigOn社製アプリ「DiXIM DMC」をインストールすると、iPadなどからWi-Fi接続でHVT-BCT300やAH77/Cを認識できる。

photophoto iPadとHVT-BCT300を使ったデモ

 デモではiPadをリモコンとして使い、HVT-BCT300に接続したNAS内の番組を再生させていた。再生や一時停止などの操作はもちろん専用リモコンでも行えるのだが、スライドバーを使った早送りや巻き戻しの操作はタッチパネルの方が格段に使いやすい。

 また、NASに録画してある番組をiPadでプレビューし、気に入ったものがあればテレビの大画面で視聴する、あるいはiPadに保存したコンテンツをテレビに映すなど、これまでとは違ったテレビの使い方が示された。

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