NTTぷららは6月9日、同社が運営する映像配信サービス「ひかりTV」で今年の夏の暑さ対策や「ホラー映画に関する調査」を実施、その結果を発表した。
電力のひっ迫が予想される今夏、アンケート「今年の夏、なんらかの節電対策を検討しているか」では、「具体的に検討している」と答えたのは18%、「具体的には決めていないがなんらかの対策は取る予定」と答えたのは55%と全体の73%の人が夏場の節電を検討していることが分かった。そのうち、節電方法として「家庭の冷房温度を高めに設定、もしくは使用時間を減らすか」と回答した人は80%にも上る。「電力を多く使用する冷房の使用から見直していく人が多いようです」(同社)。
しかし、一方では冷房を減らすことによって、夏の暑さ対策に不安を持つ人が多いようだ。「夏の暑さ対策は心配ですか」との質問では「とても心配である」と答えた人は25%、「やや心配である」と答えた人は45%と合計で7割の人が不安に思っていることが分かった。そこで、同社は昔ながらの「涼」を得る手段として「怖い話」をテーマに調査を実施、「ホラー映画は好きですか」との質問で、「とても好き」(5%)「やや好き」(16%)と答えた171名を対象に「ホラー映画」と「涼」についてリサーチを行った。
その結果、「ホラードラマ・ホラー映画を見ると涼しくなるような気がしますか」との質問に対して、「とてもする」と答えたのは6%。「ややする」と答えた32%と合わせ、38%もの人が涼しくなるような気がすると回答している。加えて、涼しくなると答えた人に「体感温度が何度ぐらい下がったか」の調査を行うと「平均ー4.94度」という結果になったという。
「科学的には実証されていないが、怖いものをみると『背筋が凍る気がする』という感覚は多くの人がもっているようです。ホラー映画を敬遠していた人も、これを機にホラー映画で涼しくなってみてはどうでしょうか」(同社)。
また、オススメのホラー映画のタイトルについて質問をすると、1位は「リング」、続いて「エクソシスト」「SAW」「オーメン」「13日の金曜日」と、往年のホラー映画が根強い人気を誇っているようだ。
今回の調査は、全国の20〜50代の男女各100人、計800人を対象にインターネット調査(調査委会社の登録モニター活用)で行われた。実施期間は2011年5月21日〜5月23日。
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