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「torne」(トルネ)がBDレコーダーやテレビと連携、「レコ×トルネ」最大5番組の同時録画?

» 2011年07月07日 22時16分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、プレイステーション3用地デジチューナー「torne」(トルネ)のアップデート「バージョン3.0」“リモート”を7月7日に実施する。アップデート内容は、番組検索機能やプレーヤー機能などを含む10項目以上の既存機能強化に加え、新たに有償で追加機能をダウンロードできる「STORE(トルネ屋)」がスタート。同社Blu-ray DiscレコーダーやHDD搭載型“BRAVIA”との連携が可能となる「レコ×トルネ」機能がラインアップされた。価格は1800円で、動作検証のために10日間の無料試用期間も用意している。

「レコ×トルネ」

 レコ×トルネは、ホームネットワーク上に接続した同社Blu-ray DiscレコーダーやHDD搭載型の液晶テレビ“BRAVIA”を、torne側でコントロールできるようになるネットワーク連携機能。

 torne側でレコーダー側の録画予約を確認したり、変更したりできるほか、BSデジタル/110度CSデジタル放送の番組表や番組検索が行える。また、番組表では地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタルの各チャンネルから、見たいチャンネルや契約しているチャンネルだけを集めて「My番組表」を作成することも可能だ。さらにtorne独自の「トル機能」もBSデジタル/110度CSデジタル放送に対応しているので、番組検索で人気のある番組を簡単に見つけられるという。加えて、レコーダーは最大で2台まで登録できるため、トルネ本体と併せて最大5番組の同時録画に対応する。

 そのほか、レコーダー側に録画した番組の視聴や管理もサポート。視聴時には再生、停止、早送りといった基本操作に加え、レコーダー側で作成した「おまかせチャプター」の利用もできる。また、torne側とレコーダー側でそれぞれ録画した番組を一覧表示したり、フィルターで分類をしたりすることも可能だ。

 対応機種はBlu-ray Discレコーダーが「BDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/AT500」、液晶テレビ“BRAVIA”が「KDL-40HX80R/46HX80R/55HX80R」「KDL-26EX30R/32EX30R」。レコ×トルネ機能は、torne側への機能追加に加え、レコーダーおよびBRAVIA側で現在実施されている放送波によるアップデートを行うことで利用できる。

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