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東芝“REGZA”に録画対応の32V型ベーシックモデル「32BC3」レグザAppsコネクト対応

» 2011年07月22日 19時37分 公開
[ITmedia]

 東芝は7月22日、液晶テレビ“REGZA”の新製品として、シングルチューナーながら録画機能を搭載したベーシックモデル「32BC3」を発表した。9月上旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では6万円台半ばになる見込みだ。


 32V型のIPSパネル(1366×768ピクセル)を搭載したパーソナルテレビ。映像処理回路は従来型の「レグザエンジン」で、超解像技術「レゾリューションプラス4」や自動画質調整機能の「おまかせドンピシャ高画質2」、ゲームプレイ時の遅延を抑える「ゲームダイレクト2」といった機能を備える。

 外付けのUSB HDD(別売)を接続すればハイビジョン録画も可能。地上/BS/110度CSの番組を録画できるが、録画中はテレビ視聴に制約があるため、位置づけは「シングルチューナー留守録」となっている(下表を参照)。また、タイムシフト機能の「ちょっとタイム」や常に最新のニュースが録画されている「今すぐニュース」といった独自機能も搭載した。

 USB HDDは市販のハブを使って最大4台まで接続が可能(登録は8台まで)。録画は放送波をそのまま記録するDRモードのみで、2TバイトのHDDを利用した場合で約213時間のハイビジョン録画が可能になる。

リモコンには「時計」「節電」ボタンを装備

 ネットワーク機能も装備。スマートフォン用のアプリを活用する「レグザAppsコネクト」の各種アプリが利用できるほか、レグザユーザーの録画予約状況を集計してランキングで紹介する「おすすめサービス」などを備えた。

 リモコンには、パーソナルユースを想定して「時計ボタン」を装備。ボタン1つで画面の右上に時刻を表示できるほか、設定された時刻に合わせて徐々に電源を入れたり消したりする「だんだんオンタイマー/だんだんオフタイマー」を目覚まし代わりに利用できる。また「節電」ボタンは、1回押すとバックライトの明るさを50%低減、2回押すと75%低減するというもの。明るさの変化に応じて画質を自動調整するため、視聴時の快適さを損なわないという。

 HDMI入力は2系統で、ほかにD5入力端子などを備えている。外形寸法は、786(幅)×567(高さ)×224(奥行き)ミリ。重量や消費電力などのスペックは未定(発表時)。

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