東芝ライテック“E-CORE”シリーズの「LDA8N-G」は、今年の4月に発売したばかりの最新モデルで、260度という広い配光角を実現しているのが特長だ。同社の従来品の配光角が約120度とのことで、2倍以上の広さを持つことになる。
メーカー | 型番 | 全光束 | 消費電力 | 購入時の価格 |
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NECライティング | LDA8N | 550ルーメン | 7.5ワット | 1780円 |
パナソニック | LDA6NH | 485ルーメン | 6ワット | 1780円 |
シャープ | DL-LA41N | 485ルーメン | 7.5ワット | 1780円 |
三菱電機オスラム | LDA7D-H | 470ルーメン | 6.9ワット | 1980円 |
日立アプライアンス | LDA7DA | 480ルーメン | 7.3ワット | 1980円 |
東芝ライテック | LDA6N/2 | 485ルーメン | 6.3ワット | 2380円 |
東芝ライテック | LDA8N-G | 580ルーメン | 7.7ワット | 3680円 |
パナソニック | LDA9DH | 825ルーメン | 9.2ワット | 4480円 |
東芝ライテック | LDA9N | 850ルーメン | 9.4ワット | 4480円 |
ユニティ | X15-CJ | 1300ルーメン | 16.6ワット | 5980円 |
広配光角の白色系LED電球というとパナソニックの「LDA7DG」があるが、その全光束は485ルーメンで、LDA8N-Gが580ルーメンであるのに比べると暗い。ただ配光角についてはLDA7DGが300度であるのに対してLDA8N-Gは260度にとどまっている。どちらも密閉形器具には対応しているので、配光角を取るか全光束の高さを取るかという選択になる。
サイズは60(外径)×112(全長)ミリと、東芝ライテックの従来タイプと比べると全長が長く、質量も110グラムと若干重めだ。グローブも従来タイプよりも大きめ。この「マルチ拡散グローブ」は、グローブ内部に広い散乱空間を確保して、最小限の反射回数で配光分布を広げたもので、光の吸収を抑えながらもグローブ全体が柔らかく光るようになっている。ちなみにグローブには超音波溶着で接合した跡が線として残っている。
グローブを大きくした分だけ筐体(きょうたい)の小型化が必要とされたが、最新の放熱設計技術とアルミダイカスト筐体の採用によってそれをクリアし、効率の良い放熱が可能となった。調光器具には非対応で、定格寿命は4万時間だ。価格は3680円(ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、購入時)と、スタンダードクラスに比べると高めだった。
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