ローランドは9月15日、ポータブルレコーダー「R-26」を発表した。2種類のステレオマイクを内蔵した高音質志向のレコーダー。9月23日に発売する予定で、価格はオープン。店頭想定価格は4万5000円前後となっている。
特定方向の集音を行う指向性マイクと、全方向の集音を行う無指向性マイクを内蔵。この組み合わせにより、音の広がりや臨場感をそのまま録音可能だという。外部マイク端子も装備しており、さまざまな環境でのレコーディングに対応する。
最大6チャンネルの同時録音が可能で、2つの内蔵マイクと外部マイクで集音した音を別ファイルで保存し、ミックスなど編集で活用することも可能。独自開発の高品位アナログ回路(IARC)を3系統搭載することで、高品質なままのデジタル信号変換を実現しているという。録音時のファイル形式は、WAV、時間情報などを含むBWF、長時間録音に適したMP3の3種類。記録メディアはSDメモリーカードを使用する。
本体のディスプレイはタッチパネルで、手軽に操作が行える。また、入力レベルを自動設定する「AUTO-SENS」や、過大入力にるゆがみやノイズを抑制する「リミッター」と「ローカット・フィルター」などを搭載することで録音ミスを防止。「プリ・レコーディング機能」を利用すれば、録音ボタンを押したタイミングから2秒さかのぼっての録音も可能だ。
外形寸法は、82(幅)×180.1(奥行)×41.1(高さ)ミリ、重量は370グラム。電源には、単三形アルカリ乾電池4本もしくは充電式ニッケル電池を使用する。
同時に発売されるオプションとして、本体カバーと肩掛けストラップ、ウィンド・スクリーンのパッケージも用意される。操作時のハンドリングノイズや設置面の振動ノイズ、野外録音時の風音などを低減可能なパッケージは、7770円で販売される。
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