JVCケンウッドは10月20日、木製振動板を採用した“ウッドコーンオーディオシステム”の新製品として「EX-A200」を発表した。直販限定モデルとして11月上旬に発売する。直販価格は、アンプ、DVDプレーヤー、スピーカーシステムのフルシステムで16万9800円。
2009年発売の「EX-A150」をベースに、スピーカーとアンプ部にさまざまな音質強化技術を投入した“アップグレードモデル”。例えばスピーカーユニットの磁気回路部に装着する木材をチェリーからメイプルに変更し、形状や取り付け位置を最適化することで、不要な振動を低減したという。
アンプ部では、回路部品の変更や各種パラメーターの見直し、スピーカーターミナルへの金メッキ処理などが挙げられる。さらにアンプ部とプレーヤー部のフットに3点支持構造の真ちゅう削りだしインシュレーターを採用。異種金属を組み合わせたワッシャーを採用して共振を分散するといった振動対策を施している。
スピーカーの「SX-WD200」は2Wayバスレフ型。プリメインアンプの「RX-A200」は実用最大出力が40ワット+40ワットで、iPod用専用ドック端子やFM/AMチューナーも備えている。なお同社では、10月20日から28日に「EX-A200」フルシステムを予約した人を対象にスピーカースタンド「LS-EXA25」(1万4800円)や“ニッパー”の置物、「原音探求CD」をプレゼントするキャンペーンを実施する予定だ。
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