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» 2012年01月05日 12時46分 公開

スマートフォンだっていい音で楽しみたい!:Android向けコントローラー付きカナル型イヤフォンを選ぶ――エントリークラス&その他編 (2/3)

[野村ケンジ,ITmedia]

ソニー「DR-EX62VP」

 ソニーは「XBAシリーズ」をはじめ、iPhone対応イヤフォンを数多くリリースしているが、XperiaなどAndroidスマートフォン対応モデルは意外に少ない。カナル型イヤフォンとしては(付属品やウォークマン用オプションをのぞくと)今回紹介する「DR-EX62VP」が唯一となっている(オンイヤータイプでは「DR-ZX302VP」がある)。もしかすると、ソニーはBluetooth接続方式を、スマートフォン向けのメインストリームと考えているのかもしれない。


ソニー「DR-EX62VP」はブラック/ホワイト/ブライトブルー/レッドの4色

 それはともかく、「DR-EX62VP」は、直径9ミリのドライバーとネオジウムマグネット、アングルドイヤーピース構造、高密度レジスターなどを組み合わせることで、爽快(そうかい)な装着感と、迫力ある重低音を両立している。加えて硬度の異なる2種類のシリコンを組み合わせた「ハイブリッドイヤーピース」を採用、音質劣化を防ぎ、耳へのフィット感も向上させた。カラーバリエーションは、ブラック/ホワイト/ブライトブルー/レッドの4色を用意している。

 残念ながら、こちらの製品については取材のスケジュール上、しっかりした試聴は行えなかった。別の機会があれば、改めて報告したいと思う。

製品名 対応スマートフォン
DR-EX62VP Xperia acro (IS11S)、iPhone 4、HTC EVO WiMAX(ISW11HT)など

 今回はエントリークラスの3製品を紹介させてもらったが、Android向けの場合、購入前に対応機種や自分の端末で使える機能をしっかり確認する必要があることはお分かりいただけたかと思う。同じOSを搭載しているからといって皆同じではないのだ。

 一方、接続性という点でより手軽に、Androidスマートフォンのサウンドや通話を楽しむ方法がある。その1つが、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドセットなどを活用することだ。

Blueoothヘッドセットの例。左はSoftBank SELECTIONの「ワイヤレス クリップタイプヘッドセットBT04」。右はオーディオテクニカの「ATH-BT04NC」。ATH-BT04NCはノイズキャンセリング機能も搭載している

 iPhoneばかりでなく、Android系スマートフォンにも、いまや標準仕様のごとくBluetoothが搭載されている。また近年はBluetooth製品の方もかなり使い勝手が良くなっており、接続はとても簡単。共通のプロファイル(ヘッドセットならHSP、オーディオ用にA2DPなど)を使用するため、端末ごとの操作の違いなども吸収できる。無線という最大の特長に加え、OSの違いを意識せずあらゆる製品で活用できる汎用性の高さは、ユーザーだけでなく、メーカーにとってもメリットを与えてくれるだろう。そんな理由から、今後はイヤフォンについても、Bluetooth製品がシェアを伸ばしてくると思われる。

 さらにもう1つ、手持ちのイヤフォンを無駄なく利用することができる、「スマートフォン高音質音楽再生」方法がある。それは、スマートフォン対応のヘッドフォンアンプを使うことだ。オーディオテクニカ「AT-PHA20iS」などがまさにそういった製品だが、こちらは有線ながら、スマートフォンの操作が手元で行えるうえ、手持ちの、お気に入りのイヤフォンが使えるところが意外にも好評を博している。良い音でスマートフォンの音楽再生を楽しみたい、という人には、なかなか魅力的な手段だろう。

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