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Android向けコントローラー付きカナル型イヤフォンを選ぶ――エントリークラス&その他編スマートフォンだっていい音で楽しみたい!(3/3 ページ)

» 2012年01月05日 12時46分 公開
[野村ケンジ,ITmedia]
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オーディオテクニカ「AT-PHA20iS」

 解像度の高いヘッドフォンアンプ回路を搭載することで、空間表現に優れた広帯域再生を実現するなど、これまでのスマートフォン用イヤフォン単体だけでは表現しきれないクオリティーを発揮させることができる。またダイレクトドライブ方式を採用することで、アンプに入力される信号の劣化を抑えつつ、レスポンスの良い低域再生を実現しているという。

オーディオテクニカ「AT-PHA20iS」

 コンデンサーマイクを内蔵する本体には、受話、終話、音楽/動画再生、一時停止の操作ができる操作ボタンを配置。アナログ方式のボリュームも搭載している。

 充電はUSBポートから行うタイプ。満充電で約10時間の連続動作、約30時間の連続待受が可能となっている。カラーバリエーションは、ブラック/ホワイトの2色が用意されている。

サウンドの特長

 手持ちのイヤフォンが、ぐっと力強く、迫力のあるサウンドに変わる。その効果は想像以上で、音質的に専用の携帯プレーヤーには敵わないとされるスマートフォン系ではよりその恩恵を享受できる。どちらかいとえば、ヘッドフォンアンプにスマートフォン操作を付属した製品といったほうが製品を上手く表現しているかもしれない。

製品名 対応スマートフォン
AT-PHA20iS iPhone4S、GALAXY S/SII/NEXUS、AQUOS PHONE SH-12C/SH-13C、REGZA Phone T-01D、BlackBerry Bold 9780など(使用できる機能は機種による)

 なお、オーディオテクニカは、同じくヘッドフォンアンプ内蔵でBluetoothにも対応した「AT-PHA05BT」もリリースしている。このように、Android用イヤフォンの世界はまだまだスタートしたばかりだが、Bluetoothデバイスや専用ヘッドフォンアンプなども含めると、意外に多くの選択肢が用意されていることが分かるだろう。

 今後、ソニー“ウォークマン”「Z1000シリーズ」を初めとするAndroid搭載の携帯プレーヤーなども登場しているので、2012年にはさらなる盛り上がりを見せてくれるはずだ。皆さんも大いに期待しつつ、今後の動向に注目してほしい。

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