パナソニックは2月8日、縦置き/横置きの両方に対応するユニークなサウンドバー「SC-HTB550-K」を発表した。発売は4月20日の予定で、価格はオープンプライス。店頭では、5万円前後になる見込みだ。
横長のボディーを中央で分離し、スタンドを装着すると2本のフロントスピーカーになる仕組み。それぞれのスピーカーをテレビの両サイドに置いて使う「タテ型スタイル」と、サウンドバーの「ヨコ型スタイル」という、全く異なる設置法を選択できるほか、タテ型スタイルは壁掛けも可能だという。
スピーカーのサイズは、横置き(サウンドバースタイル)時で956(幅)×102(高さ)×74(奥行き)ミリ。タテ設置でスタンドベース使用時は、1本あたり148(幅)×528(高さ)×145(奥行き)ミリとなる。ワイヤレスのサブウーファーも合わせ、自由度の高い設置性を実現した。スピーカー接続用のジョイント、分離時に使用するスタンドベースなども付属している。
フロントスピーカーは、6.5センチコーン型ウーファーと2.5センチセミドーム型ツィーターを搭載した2Wayバスレフ型で、サブウーファーには16センチコーン型ウーファーを採用した。内蔵アンプは、ジッターを徹底的に抑える設定の「低ジッターフルデジタルアンプ」。出力はフロントが各60ワット、サブウーファーは120ワットとなっている。
メインユニットには、HDMI入力が2系統と光デジタル入力2系統を装備。出力はHDMI(ARC対応)となっている。また声の帯域レベルを上げてセリフを聞きやすくする「明瞭(めいりょう)ボイス」を搭載。新たに、明瞭ボイスの効果を4段階で調節できる「明瞭ボイスコントローラー」を備えた。
エコ機能も充実。番組ジャンルに合わせてサウンドモードを自動的に切り替える「番組ぴったりサウンド」を発展させ、ニュースなど大出力が必要ないジャンルの場合には自動的に省電力モードへ移行する「番組連動おまかせエコ」、夜間など比較的ボリュームを小さくして楽しむ際(ボリューム10以下)に自動で消費電力を抑える「ボリューム連動しっかりエコ」機能などを採用している。
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