パナソニックが3月に発売する“スマートビエラ”は、ネットワークをベースによって利便性を高め、新しい楽しみ方を提案するスマートテレビだ。これまでテレビの使い方は、カウチポテトなどと表現されるようにソファーに深く腰掛けて能動的に楽しむのが一般的なイメージであったが、同社は「積極的にテレビを使いこなす能動的なスタイル」を提案する。
既報の通り、スマートビエラは5シリーズのうち3シリーズがIEEE 802.11a/b/g/n無線LANを内蔵しており、残る2シリーズもオプションの無線LANユニットを接続すればワイヤレス接続が可能になっている。一方、同時発表のBlu-ray Discレコーダーも6機種中上位3機種が無線LANを内蔵し、シリーズ名も“スマートディーガ”となっている。AV機器のネット接続は“もう当たり前”というスタンスだ。
そのネットワークを使ってパナソニックが提案する「スマートAV」は、テレビや関連コンテンツを“いつでも、どこでも”楽しめる「プレイスシフト」と「タイムシフト」がコンセプト。同社では、「今も昔もテレビは家庭のエンターテイメントの中心であり、生活情報の窓口である。その本質は変わらない」としながら、「時間のない現代生活においてはテレビを楽しむ時間を作り出す必要がある」と指摘する。
レコーダーの登場は、テレビの放送時間に縛られないタイムシフトを可能にしたが、そもそも録画しなかった番組を見ることはできない。しかし新製品の目玉の1つである「もっとTV」なら、放送時に気付かなかった番組や録画しそこねた番組の“見逃し視聴”が可能になる。「ビエラ・コネクトに、また1つ強力なキラーアプリが追加された」(同氏)。
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