パイオニアは、電気自動車向けの機能を強化したAV一体型カーナビゲーションシステム「AVIC-MRZ007-EV」と「AVIC-EVZ05」を10月下旬に発売する。
電気自動車の電力消費量を推定する独自技術と、渋滞予測データ、道路種別データなどを組み合わせることで、満充電時と50%充電時を想定した航続可能エリアを地図上に表示する「推定航続エリア表示」や、電力消費が最少になるルートを表示する「EV専用エコ・ルート探索」機能を搭載。充電切れの不安を解消し、効率的なドライブを実現するという。
また、外出先での充電をサポートする「充電スポット検索」機能や、「充電スポット満空情報」表示機能も搭載している。このほか、走行中の電力消費率やドライブのエコ度合いをグラフィカルに表示する「エコステータス」機能により、運転者のエコ運転も促す仕組みだ。
電気自動車だけでなく、ハイブリッドカー(PHV)での利用もサポートしており、PHV設定を行うだけで推定航続エリア表示やエコ・ルート探索などの機能が利用できる。最新の地図データを3年間追加料金なしで取得できるマップチャージ機能にも対応した。
いずれも7V型ワイドVGA液晶を搭載しており、FM/AMラジオ放送の受信とCD再生が可能。また上位モデルのAVIC-MRZ007-EVはDVD再生も可能で、フルセグチューナーと16Gバイトのストレージを搭載した。希望小売価格は14万7000円。一方のAVIC-EVZ05はワンセグチューナーと8Gバイトメモリを内蔵。希望小売価格は10万5000円となっている。
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