電球編と同様、「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」の6階・家電コーナーの折笠幸登さんに話を伺った。まずはLEDシーリングライトの6畳用の全国ランキングを見てみよう。
順位 | メーカー | 型番 | 販売価格 |
---|---|---|---|
1. | パナソニック | HHLC463A | 1万2500円 |
2. | 東芝ライテック | LEDH93029W-LD | 9800円 |
3. | シャープ | DL-C206V | 2万600円 |
4. | パナソニック | HHLC463N | 9970円 |
5. | 東芝ライテック | LEDH93025-LC | 1万2800円 |
1位となったのはパナソニックの「HHLC463A」。この製品の特長は安価でありながら白い光(昼光色・昼白色)と電球色を切り替えられる点だ。また、最近はシーリングライト付近の天井に火災報知器が付いているケースがあり、それとの干渉を避けるため、サイズが他社に比べて小さいこの製品を選ぶ人も多いそうだ。
2位の東芝ライテック「LEDH93029W-LD」は、1万円を切る低価格を実現した機種で、光色は白色のみ。この製品はリモコンがシンプルなのが特長で、ボタンの長押しによって明るさを調整できる。蛍光灯シーリングと同じ操作性で、複雑なボタン操作が苦手な人におすすめとのこと。「ボタンひとつの簡単操作ということで、お年を召した方にも好評です」と折笠さんは語る。
パナソニックと東芝ライテックが強い中、3位に食い込んだのがシャープの「DL-C206V」。「6畳タイプのシーリングライトは寝室で使われる方が多いです。DLC206Vの特長はその薄さと独特のさくら色の光ですが、男性客は薄さに魅力を感じ、女性客は色合いを気に入られる方が多く、男性・女性両方から評価が高いです」と折笠さん。
LEDシーリングライトの場合、薄さを追求したモデルはセードの中央が光らないタイプが多いが、シャープの場合は中央がうっすらと光るようになっている点も評判がいいそうだ。また、同じさくら色でも、濃い色の「八重桜」と淡い「ソメイヨシノ」の2タイプから選択できる点も見逃せない。
4位はパナソニックの「HHLC463N」で、こちらも2位のLEDH93029W-LDと同様、1万円を切る低価格となっている。価格的に両機種は競合商品と言えるが、実は全光束はLEDH93029W-LDが3200ルーメンで、HHLC463Nは2800ルーメンと差がある。
「LEDの畳数表示というのはメーカーによって異なるので、同じ6畳タイプでも明るさは色々です。蛍光灯より暗めのものも多いので、当店でご案内するときは、現在お使いの蛍光灯シーリングよりひとつ上のタイプにするよう勧めています」と折笠さん。購入する際は畳数だけでなく、光束の値をカタログなどでしっかりと調べたほうが良さそうだ。
5位の東芝ライテック「LEDH93025LC」は、調色・調光機能を搭載したモデルだ。調光した際に手元のリモコンで消費電力の削減量を確認できる「節電見える化機能」を搭載しているのが特長となっている。
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