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1チャンネルだけの“全録”? シャープが「AQUOSブルーレイ」2機種を発表

» 2013年03月01日 16時29分 公開
[ITmedia]

 シャープは3月1日、Blu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”の新製品として、「BD-T2300」および「BD-T1300」を発表した。全録機のエッセンスを取り込んだトリプルチューナーモデル。3月13日に発売する。実売想定価格は、内蔵HDDが2Tバイトの「BD-T2300」が15万円前後、1Tバイトの「BD-T1300」は11万円前後。

「BD-T2300」

 両モデルとも、地上/BS/CS110度デジタルチューナーを3基搭載し、3番組同時の長時間録画(最大12倍)が可能。スカパー!プレミアムチューナーがあれば、4番組の同時録画まで対応できる。ストレージとして、内蔵HDDに加え、スロットインタイプの「SHDD」やUSB外付けHDDが利用できる。

 ユニークな新機能が、お気に入りのチャンネル1つだけを最大8日分、自動で録画し続ける「1チャンネル自動録画」だ。1日24時間のうち、最大18時間まで設定が可能。自動録画された番組の再生は専用の録画リストから行う。録画番組は8日間が経過するか、HDDの容量がいっぱいになると自動消去される仕組みだ。なお、3番組同時の録画予約が設定された場合には、その時間だけ1チャンネル自動録画は停止する仕様になっている。

「ビジュアルホームメニュー」

 新しいホーム画面「ビジュアルホームメニュー」は「見る・編集」「予約する」「ダビング」など、操作目的に沿った項目を大きな文字とイラストで分かりやすく表示するというもの。このほか、録画した番組をグループごとに整理できる「グループ録画リスト」、外出先などからスマートフォンで番組検索や録画予約が行える「スマートフォン リモート予約」などを備えた。長時間モードで録画した番組をノイズを抑えて再生する「高画質マスターエンジンBD」も搭載している。

録画した番組をグループごとに整理できる「グループ録画リスト」

 インタフェースは、D3映像出力、アナログ映像入力、HDMI出力、光デジタル音声出力など。無線LANユニットも内蔵している。本体サイズは、430(幅)×235(奥行き)×61(高さ)ミリ。重量は約4.1キログラム。

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