ソニーは6月19日、カナル型イヤフォンのスタンダードモデル「MDR-EX110LP」「MDR-EX110SP」および「MDR-EX15LP」を発表した。いずれも音漏れを約80%低減したという。
音漏れの原因となっていたハウジングの空気穴を小さくし、あわせて音質チューニングをやり直した。「単に穴を小さくすればよいというわけではない。振動板を揺らす空気の量とチューニングのバランスを取る必要があった」(同社)。とくに音漏れ時に気になる中高音の外部への放出を抑えたという。
いずれも9ミリ径ダイナミック型ドライバーを搭載。通常のドライバーに比べてマグネットの大きくして総磁束を50%アップさせ手いる。このほか、耳に合わせた形状で装着時の安定性を増す「イヤーフィットブッシング」、表面に溝を刻み、絡みの原因となる摩擦を低減した「セレーションコード」も採用している。
「MDR-EX100」の後継機となる「MDR-EX110LP」は、1.2メートルのY型コードを採用。カラーバリエーションは豊富で、ホワイト、レッド、ピンク、ライトピンク、バイオレット、オレンジ、ライムグリーン、ターコイズブルー、ブルー、ブラックの10色をそろえた。
派生モデルの「MDR-EX110SP」は、Bluetoothレシーバーとの組み合わせを想定してコードを60センチと短くしたモデルだ。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ブルーの3色。両モデルとも価格は2468円で、7月12日に発売する。
一方の「MDR-EX15LP」は、「MDR-10LP」の後継機。1.2メートルのY型コードを採用し、ホワイト、ブルー、アクアバイオレット、ピンク、ブラックという5色のカラーバリエーションを用意している。
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