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ハイレゾ時代のピュアコンポ、マランツからプリメインアンプ「PM8005」とUSB-DAC/SACDプレーヤー「SA8005」が登場

» 2013年12月26日 22時29分 公開
[ITmedia]

 ディーアンドエムホールディングスは、マランツブランドのプリメインアンプ「PM8005」およびUSB-DAC/SACDプレーヤー「SA8005」を2014年1月上旬に発売する。2010年に登場した「PM8004/SA8004」の後継機で、ハイレゾ音源の再生能力を中心にブラッシュアップした。希望小売価格は各13万5975円。


「PM8005」。カラーはシルバーゴールド

 PM8005では、フルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路をプリアンプ部とパワーアンプ部に採用。各ブロックを独立させた上、左右チャンネルの回路等長、平行配置を徹底した。またCD入力専用バッファーとライン入力用のバッファーに独自の「HDAM-SA2」を搭載。バッファーアンプで入力信号を低インピーダンス化することで、各チャンネルおよび入力ソース間の干渉を防ぐ。

 メインの増幅回路でもオペアンプは使用せず、独自のディスクリートアンプモジュール「HDAM-SA2」「HDAM-SA3」を使用。さらに電源回路の最適化や増幅素子の刷新により瞬時電流供給能力を80%向上したという。「高いスピーカードライブ能力で空間表現力やプレミアムシリーズに匹敵するスケール感を実現とした」(同社)。

 入力端子はアナログ5系統、フォノ(MM)1系統、パワーアンプダイレクト1系統。本体サイズは440(幅)×128(高さ)×379(奥行き)ミリ、重量は12キログラム。

「SA8005」

 SA8005は、従来モデル「SA8004」より機能性やオーディオパフォーマンスを飛躍的に向上。DACにシーラスロジックの「CS4398」を採用し、DSDファイル(2.8MHz/5.6MHz)のネイティブ再生、および192kHz/24bitまでのPCMファイル再生が可能だ。DSD再生はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoPの両方に対応した。

 また上級機ゆずりの「デジタル・アイソレーション・システム」も搭載。USB接続したPCや自身のデジタル回路から発生する高周波ノイズを抑制し、透明感のある安定したサウンドを実現したという。


 このほか、iPod/iPhoneのデジタル接続に対応したフロントUSB端子や、最大192kHz/24bitに対応する同軸デジタル、光デジタルの入出力を各1系統備えている。本体サイズは440(幅)×106(高さ)×341(奥行き)ミリ、重量は8キログラム。

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