ラディウスは、iOS端末向けの小型DAC兼ヘッドフォンアンプ「AL-LCH21」を6月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭では1万5000円前後(税込み)になる見込みだ。
Lightningケーブルと3.5ミリステレオミニのヘッドフォン端子を備えたポータブルアンプ。Wolfsonのアンプ統合型DAC「WM8731L」を搭載し、別途ハイレゾデータの送出に対応する音楽プレーヤーアプリ(オンキヨー『HFプレーヤー』など)を用意すれば、最大96kHz/16bitのPCM音源を再生できる。それ以上の音源(96kHz/24bitなど)も96kHz/16bitになるものの再生は可能だ。電源はiPhoneなどから供給される。
なお、「WM8731L」はもともと24bitまでサポートしているが、「AL-LCH21」では消費電力を抑えるためにDAC性能をはじめとして各所に調整を加えている。iOSデバイスは一定以上の電源供給を求められるとハイレゾデータの送出を止めてしまうため、「AL-LCH21」側の電力消費をそのしきい値以下に引き下げる必要があるためだ。これにより、バッテリーなしの手軽さでiOSデバイスからのハイレゾ音源再生が可能になった。
本体にはリモコンも装備。楽曲の再生/一時停止、音量調節、早送り/早戻し、曲送り/曲戻しなどの操作が行える。本体重量は約12グラム。Lightningケーブル部分の長さは80ミリ。
対応機種は、iPhone 5s/ 5c/5、iPod touch(第5世代)、iPad Air、iPad mini(Retina)、iPad(第4世代)、iPad mini。
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