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ヤマハ、Bluetooth搭載の低価格フロントサラウンドシステム「YAS-203」を11月に発売

» 2014年10月14日 13時19分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは10月14日、サウンドバータイプのフロントサラウンドシステム「YAS-203」を発表した。価格はオープンプライス。ブラックとホワイトの2色を11月上旬に発売する。店頭ではいずれも3万台半ばになる見込みだ。

「YAS-203」のブラックモデル。光沢ブラック仕上げだ

 独自の「AIR SURROUND XTREME」を採用し、7.1ch相当のバーチャルサラウンドを実現するフロントサラウンドシステム。サウンドバー部分は高さ79ミリのスリムボディーで、55ミリ径のスピーカーを左右に搭載。緩やかなカーブを描くラウンドフォルムで表面は光沢仕上げとした。

 また、着脱式のスタンドが付属しているため、奥行きが十分ではないラックの上でもテレビのスタンドをまたぐ形で設置することができる。その際、テレビの赤外線受光部をふさぐような形になっても「テレビリモコンリピーター」機能で赤外線信号を中継することが可能だ。さらにテレビリモコン学習機能も搭載。テレビのリモコン操作に連動して本体の電源オン/オフや音量調整が可能になる。

 一方、付属のワイヤレスサブウーファーは、160ミリ径ユニットを搭載した“クラス最大級”。独自の信号処理技術「Advanced Bass Extention Processing」で、豊かで広がりのある低域を実現したという。

設置イメージ

スマートフォンからワイヤレス楽曲再生も

 テレビとの接続は光デジタルケーブル1本。セリフやナレーションを聞き取りやすくする「クリアボイス」なども搭載した。またBluetoothを搭載し、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで楽曲再生が可能だ。コーデックは通常のSBCに加えてapt-Xをサポート。Bluetooth対応端末と電源を連動させる「Bluetoothスタンバイモード」も搭載しており、対応端末からBluetooth接続すると本体電源がオンになる。

 このほか、専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」(iOS/Android)を私用すれば、Bluetooth経由でスマートフォンやタブレットからリモート操作が可能。音量調整や入力切替、5つのサラウンドプログラム(映画、音楽、スポーツ、ゲーム、テレビ番組)の切替などが行える。

ホワイトモデル

 サウンドバー部のサイズは、886(幅)×79(高さ)×121(奥行き)ミリ(スタンド非装着時)。サブウーファーは290(幅)×292(高さ)×316(奥行き)ミリ。リモコン、1.5メートルの光ケーブル、スタンド2個(ネジ付き)などが付属する。

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