デジオンは11月19日、DLPAリモートアクセス仕様2.0に準拠したNASプラットフォーム「DiXiM NASソリューション」を発表した。同時にアイ・オー・データ機器とバッファローが採用機器をリリース。いずれも12月上旬に店頭に並ぶ見込みだ。
メーカー | バッファロー | アイ・オー・データ機器 | ||||
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製品型番 | LS411D0401X | LS411D0301X | LS411D0201X | HVL-DR4.0 | HVL-DR3.0 | HVL-DR2.0 |
容量 | 4Tバイト | 3Tバイト | 2Tバイト | 4Tバイト | 3Tバイト | 2Tバイト |
実売想定価格 | 6万1200円 | 4万7800円 | 3万8900円 | 5万3800円 | 4万1800円 | 3万5800円 |
発売日 | 12月上旬 | |||||
アイ・オー・データ機器の「RECBOX DRシリーズ」、バッファローの「リンクステーション MyBox LS411DXシリーズ」は、いずれもDTCP+ベースのリモートアクセス用NAS。レコーダーから録画番組をネットワークダビング(DTCP-IPムーブ)しておけば、スマートフォンなどで外出先から視聴できる。
両シリーズが採用した「DiXiM NASソリューション」は、Wind RiverのLinuxディストリビューションを採用したNAS用プラットフォームだ。DLNA/DTCP-IP対応の「DiXiM Media Server」を搭載し、ネットワークダビング(DTCP-IPムーブ)やコンテンツ配信が可能。スカパー!プレミアムチューナーやケーブルDLNA運用仕様準拠のCATV STBからのネットワーク録画にも対応する。またクライアント用の視聴用ソフトウェアとしてiOS、Android、Windows 8.1向けのアプリ「DiXiM Play SE」を提供する。
新製品のNASは、どちらも「DiXiM Play SE」の利用権が付属する。しかもiOS、Android、Windows 8.1の3プラットフォームで各1台を利用可能だ(1人のユーザーが最大で3台利用できるが、各プラットフォーム1台まで。例えばiPhoneとiPadを持っていてもiOS版は1ライセンスのため、どちらか一方でしか利用できない)。
外出先のスマートフォンやタブレットで自宅の録画機器にアクセスし、録画番組などをインターネット経由で視聴する“リモート視聴”は、NexTV-Fが2月に公開した「デジタル放送受信器におけるリモート視聴要件 Ver.1.0」を機に、録画機能付きのテレビやBlu-ray Discレコーダーに搭載されるようになった(→関連記事)。
これにより、設定の簡略化やリアルタイム放送番組のリモート視聴など、手軽さと利便性が増した。しかし、新製品のNASを利用する場合には、レコーダー内蔵型とはまた違った利便性が実現できるという。というのも、デジタルチューナーを内蔵していないNASは、「デジタル放送受信機」に該当せず、NexTV-Fが策定したリモート視聴要件の対象にならないからだ。
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