HUROM(ヒューロム)は4月20日、スロージューサーの新製品「H2Hスーペリア」を発表した。昨年発売した「H2H」に電動式スクイーザーなどのアクセサリーを追加し、新色「ノーブルシルバー」を採用したモデル。価格は4万2984円(税込)で、4月下旬に発売する。また、スワロフスキーをふんだんに使った限定モデル「クリスタル エディション」も6月に登場する。
スロージューサーは、低速回転のスクリューでゆっくりと食材を押しつぶすため、食材の持つ栄養成分が壊れにくいのが特徴だ。一般的な“高速ジューサー”が毎分8000〜1万5000回転でスクリューを回転させるのに対し、「H2H」はわずか40回転/分だ。
「従来モデルの80回転からさらに低速として、素材にかかる熱やストレスを最小限に抑えた。一方でスクリューは、新開発の『ダブルスクリュー』を採用。従来の1枚羽根から2枚羽根となり、両手でツイストするように効率的に搾汁できるようになった。回転数は半分になったが搾汁時間は変わらない」。
またスロージューサーは、栄養素が残りやすい点もメリットだ。高速ジューサーとの比較実験では、トマトジュース100グラム中に抗酸化物質のリコピンが40%、ビタミンCも60%ほど多かったという。さらに同社によると「飲んだ後の消化吸収も良い。食材のままなら3時間かかるところがジュースにすると15分ほどになる」(同社)。
H2Hシリーズには、網目の大きさが異なる2種類のストレーナーが付属している。網目の細かいほうを使えば“さらりとしたジュース”、網目の大きい方ならスムージーを作ることができる。
また新製品「H2Hスーペリア」だけの付属品として、レモンやオレンジなどの柑橘類を絞りやすい「スクイーザー」がある。スクイーザーは、本体のモーターに装着して使える電動タイプだ。また、使用後に洗浄したパーツをコンパクトに収納しつつ乾かせる「乾燥スタンド」もH2Hスーベリアだけに同梱(どうこん)される。
本体サイズは167(幅)×240(奥行き)×398(高さ)ミリ。ほかにレシピブックや洗浄用ブラシなどが付属する。
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