ギャグマンガ界の巨匠・赤塚不二夫先生の生誕80周年を記念し、2015年10月からあるアニメの放送が始まりました。それが、半世紀以上前に放送された「おそ松くん」に登場する6つ子が大人になった姿を描く「おそ松さん」です。
ニートへと華麗に(?)成長した6つ子たちを中心に、他作品のパロディーあり、ブラックジョークありと、とにかく毎回視聴者の予想をはるかに飛び越えていく怒涛(どとう)の展開。
そんな振り切れた作風が話題を呼び、放送日と翌朝のTwitterでは毎週おそ松さん関連の話題がトレンド入りしています。女性やアニメファンを中心に、もはや社会現象といっても過言ではない盛り上がりを見せているのです。
でも、ちょっと待って。
以前放送していたおそ松くんでは、イヤミやチビ太、ダヨーンなど個性的で強烈なキャラクターたちが目立ち、松野家の6つ子といえば見分けることすら難しかった印象。というか、見分けられる人いたの……?
しかし、今話題のおそ松さんでは兄弟1人1人に強烈な個性が与えられ、「赤塚史上最も見分けのつきやすい6つ子」(座談会参加者より)になっているんです!
そんなおそ松さんですが、なぜ今これほどの人気を集めているのでしょうか。昔からの赤塚ファンだけでなく、アニメ好きな若者ですら、「なんでここまで盛り上がるの?」と疑問に感じている人も多いはず。
そんな皆さんの疑問に答えるべく、おそ松さんを愛してやまない「おそ松ガール」6人に集まっていただきました。
偶然にも推しがきれいに分かれる結果となりました。以上のメンバーに「全く6つ子の見分けがつかない」おそ松さん初心者の編集部村上さんも聞き手として参加。座談会が終わる頃にはそんな村上さんにもある変化が……。
おそ松さんにどっぷりハマる「松ガール」から、アニメを1度も見たことがない初心者の方まで、誰もが楽しめるおそ松さんの魅力の秘密に迫ります。
初対面にもかかわらず、ITmediaの会議室でお酒を飲みながら3時間(!)ノンストップで語り尽くした「おそ松女子座談会」。「ハマらないと思っていた」と話す彼女たちがおそ松さんにどっぷりハマっていった理由とは?
おそ松さんの魅力、6つ子の見分け方、おそ松ファンの実態など、多岐にわたる内容を全3回(予定)でお届けします。
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