ITmedia NEWS >

関東の体育座り、関西「三角座りや」東北「安座だべ」

» 2016年03月11日 06時00分 公開
[ITmedia]

 「地方によってなぜ呼び名が違うの?」「関東と関西、違う呼び名でも中身は一緒?」そんな日本の言葉を1日1つずつ紹介していく「意外と知らない日本の雑学」

 学校の体育の授業などで床や地面に座る姿勢を教えられた人も多いはず。地面に尻を付いて、膝を立てて両足を両腕で抱える座り方ですが、一般的に関東では「体育座り」や「体操座り」と呼ばれています。この体育座り、全国ではさまざまな呼び方が存在することをご存じですか?

東北 方言

 例えば、関西地方では「三角座り」と呼ぶ地域があり、岩手などの東北では「安座」と呼びます。関西の三角座りは、折り曲げた足の「三角形」からきていますが、東北の安座は何が語源なのでしょうか?

 調べたところ、安座は「あぐらをかくこと」「くつろいで座ること」がもともとの意味で、そこから派生して根付いた言葉のようです。座り方1つにしても、地域によって呼び名はさまざまなんですね。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.