タカラトミーは、3月24日〜25日に開催する商談会で、会話ができるぬいぐるみ「なんでしってるの!? しゃべくりハッピー&ラッキー」を展示した。希望小売価格は9000円(税別)。4月に発売する。
スマホアプリ(対応OSはiOS 8.3以上、Android 4.4.2以上)でユーザーの名前や好きな食べ物などのプロフィルを登録することで、合成音声でぬいぐるみが名前を呼んだり、会話をしたりする。スマホなしでも遊ぶことはできる。
ぬいぐるみにはあらかじめ1000以上のセリフが登録されており、それぞれランダムで再生される。
ユーザーが登録できる項目は「好きなスイーツ」「好きなあそび」「行きたい場所」など11種で、自由入力も可能。判別できる単語は約300だが、どのような単語にも対応できるような曖昧な応答を織り交ぜることで、自然な会話を再現しているという。
なぞなぞを出したり、歌をうたったりもできる。また、話している間は首を上下に振ってうなずいてくれる。
クマのハッピーとイヌのラッキーで特徴が異なり、ハッピーは「おっとり・ゆったりとした性格で、ゆったり・のんびりとした声」をイメージし、ラッキーは「明るくハキハキした性格で、高め・元気な声」をイメージしている。
対象年齢は5〜8歳。タカラトミー担当者は「親の言うことをなかなか聞いてくれない子供でも、ぬいぐるみの言うことなら素直に聞いてくれるかもしれない。また、親に言いづらいこともぬいぐるみになら言えるという子もいる」と話す。単三乾電池3本で、連続180時間駆動する。
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