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コーヒーに入れるミルク、なぜ関西では「フレッシュ」と呼ぶのか

» 2016年04月20日 06時00分 公開
[ITmedia]

 「地方によってなぜ呼び名が違うの?」「関東と関西、違う呼び名でも中身は一緒?」そんな日本の言葉を1日1つずつ紹介していく「意外と知らない日本の雑学」

 関東ではコーヒーに入れるポーションタイプのクリームは「コーヒーミルク」「ミルク」などと呼ばれていますが、関西では「フレッシュ」と呼ばれています。

 厳密にいうと「ミルク」は動物性油脂の商品であり、コーヒーフレッシュは、植物性油脂を乳化させて作ったものなので、本来は「ミルクではない」と定義されています。

 関西で「フレッシュ」と呼ばれているのは、製造メーカー「メロディアン」が「コーヒーフレッシュ」という言葉を関西に広めたからです。また「スジャータ」で有名なメーカーのめいらくグループも「コーヒーフレッシュ」と呼称していて、主に中京地区に広まったそうです。

 関西に対して関東では「ミルク」という呼称を使う人が多いので、関東人に「フレッシュ入れる?」なんて聞いたら「えっ?」と驚かれてしまうかもしれませんね。

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