ラックスマンは、USB-DAC搭載の据え置き型ヘッドフォンアンプ「DA-150」を6月下旬に発売する。2011年発売した「DA-100」のコンセプトを継承する後継機だ。価格は9万8000円(税別)。
デジタル回路をはじめとする基本仕様は2015年発売の上位モデル「DA-250」を踏襲。USB入力におけるPCM192kHz/32bit、DSD5.64MHzフォーマットへの対応や、ディスクリート・ドライバーを搭載したヘッドフォンアンプ回路とヘッドフォン音量を制御する電子制御アッテネーター「LECUA」などを採用した。同社では「コンパクトな設置空間にハイグレードなPCオーディオ環境を完結させたい多くのオーディオユーザーにお勧めできるスペックを満載した」とコメントしている。
DACチップにはTI製の「PCM1795」を採用し、内部で352.8kHz/32bitもしくは384kHz/32bitにアップコンバート。PCMとDSDのそれぞれに、2種類の音色を切り替えて楽しめるフィルター設定も用意した(PCMは32bitデジタルフィルター、DSDはアナログFIRフィルター)。
デジタル入力は、USB、同軸デジタル、光デジタルがそれぞれ1系統。アナログ出力は、コンポジット端子と6.3mm径標準ヘッドフォン端子を備える。
本体サイズは、182(幅)×277(奥行き)×73(高さ)mm、重量は3.3kg。電源ケーブルが付属する。
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