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» 2016年05月13日 14時16分 公開

山本敦の「体当たりッ!スマート家電事始め」:スマート家電の“究極のハンズフリー”コントローラー? Netatmoの「Welcome」に迫る (2/4)

[山本敦,ITmedia]

ユーザー本人をはじめ16人までの顔を認識できる

 本体の初期設定はスマホとWelcomeアプリを使いながら、ガイダンスに従ってステップを進めていけば迷うことなく完了した。取りあえず仕事場のデスクの隣に置いて、自分の行動記録を取ってみることにした。Welcomeの本体底面はプラスチック製で表面がフラットなので、テーブルやラックなど平らな場所に置けば安定するが、すべりやすい。電源ケーブルに引っ張られたりするとカメラの向きが変わってしまうこともあるので、両面テープなどを使って固定するのもありだと思う。

専用アプリ「Welcome」のガイダンスに沿って本体のネットワーク設定は簡単にできる

カメラに名前などを設定。ビデオ録画を行う周期などを設定画面で確認する。家族全員が不在の場合に合わせてセキュリティレベルの調整も可能

 そのままアプリが起動すると、ホーム画面の上側にはカメラがリアルタイムに記録しているライブ動画が表示され、その下のダッシュボードにはイベントが時系列に並ぶ。スマホを横に構えるとカメラの映像がフル画面に表示される。広角130度のワイドな画角のレンズを搭載しているので、置き方を工夫すれば10畳ぐらいの部屋なら端から端までフレームに収めることもできる。

 セキュリティカメラとしては、ナイトビジョンがかなり優秀。電気を点けていない、人の目では真っ暗に見える室内も、Welcomeのカメラは物体の形や人の表情までクリアにキャプチャーする。万が一、不審者が侵入しても、その顔と証拠をしっかり押さえられそうだ。

ダッシュボードと呼ばれる一覧に顔や動きを検知した履歴を表示。上部にはライブストリーミングの映像が映し出される(左)。ナイトビジョン撮影のイメージ。部屋は真っ暗なのに、人物など被写体のディティールがよく分かる(右)

 使いはじめに、まず筆者自身の顔をWelcomeに覚えさせた。カメラは人の顔を認識したり、その人物が少しでも動くとこれを認識してアプリに通知を知らせてくる。その感度は驚くほどに高い。自身のプロフィールを登録してから、何度かキャプチャーされた顔の記録について、これは私であることを「承認」していくと、カメラが学習してわりとすぐに筆者の顔と名前を覚えてくれた。

プロフィールを設定。使い始めの段階でWelcomeが捉えた顔写真が誰のものか覚え込ませていく

 同様に部屋に出入りする家族の顔も認識させておく。これでイレギュラーな人物が部屋に出入りしたときには「知らない顔」がカメラに映ったことをアラートで知らせてくれる。ちなみにアプリは最大16人までの顔を記録しておける。

スマホアプリ「Welcome」と連携。動きを検知するとスマホに通知を飛ばす。登録されていた人物の顔を認識して、誰の動きを捉えたのかも教えてくれる

 動画については、本体に装着したSDカードの容量に合わせて上書き保存されていく。ある動きが検知されると、その動きが続いている間はフルHDの映像が記録されるようだ。詳細を確かめたい動画はアプリ経由でスマホにダウンロードして保存もできる。3分程度のファイル1件の容量はだいたい72MB前後になった。

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