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» 2016年05月15日 06時00分 公開

超短焦点小型プロジェクター「LSPX-P1」とフォトストレージ「おもいでばこ」を組み合わせたら「最強フォトアルバム」が完成した(4/4 ページ)

[君国泰将,ITmedia]
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LSPX-P1+おもいでばこ=最強?

 つなぐものによって活用の幅が大きく広がるポータブル超短焦点プロジェクターのLSPX-P1ですが、いろいろ使ってみて最強の組み合わせを見つけました。それは、たくさんの写真をため込める、バッファローのデジタルフォトストレージ「おもいでばこ」との連携です。

 おもいでばこのラインアップは、HDD容量によって2モデルがあり、メーカー直販価格は1TBモデル(PD-1000)で3万7584円、2TBモデル(PD-1000-L)で5万1300円(税込)です。あくまでも筆者個人の推しアイテムなのですが、相当にハマっています。

おもいでばこ(1) 家庭にある写真や動画を集めて、いつでも見ることができるバッファローの「おもいでばこ」(左)。HDMI、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、100BASE-TXの有線LAN、USB 2.0、SDメモリーカードスロットといったインタフェースを備えています。LSPX-P1のワイヤレスユニット(右)と並べてみました

 もともとデジタルカメラやスマホで撮影した写真は、PCのHDDにもう何年も格納し続けていますが、一度保存してしまうと撮った本人しか見ない、というよりも撮った本人すら見る機会がどんどん減っていきます。

 さらに、膨大な写真をため込むうちに、管理の仕方も雑になってきて、いつの間にかHDD内でバックアップのバックアップを取っているなど訳の分からない状況になり、重複している写真の処理に困ることもあります。また、自分で撮っていないけど保存しておきたい写真、例えば、家族がスマホで撮った写真はPCのHDDに入れておらず、自分が見たことがないまま放置というものもあります。

 このように、せっかく撮った写真がきちんと管理できていなかったり、撮りっぱなしで全く活用されていなかったり、といった家庭内の不満を解消してくれたのが、このおもいでばこです。

 PCのHDDに保存してあるデータはそのまま置いておきながら、今まで他のデバイスにため込んでいた写真を、家庭内LANにつながってさえいれば、簡単におもいでばこへ転送できます。家族のスマホに保存してある写真も、この際なのでおもいでばこへまとめて転送してもらいます。

 すると、みんながそれぞれ分散して管理していた家族写真が、おもいでばこに集合するわけです。しかも、見事に重複した写真もなく、バラバラだった写真たちが昔から今まできれいに時系列で並んで見られるようになります。こんなことなら、もっと早くから使っておけばよかったと思うほど楽チンです。

 写真がおもいでばこに集まれば、後はいつでも誰でもテレビの画面へ簡単に表示できます。こうした写真をテレビに表示して家族や友達みんなでワイワイ見るのは、それはそれは楽しい行為なのですが、実際にはその機会はなかなか訪れません。なぜなら、家庭内のテレビには何かしらニュースやドラマが映っていて(悲しいかな、自分の権力ではチャンネル争いをどうすることもできず)、なかなか主導権が回って来ないからです。

 これでは、おもいでばこで写真の管理面は改善できても、結局撮りっぱなしで見返されないという不満が残ります。この問題を解消してくれたのが、LSPX-P1でした。おもいでばこをLSPX-P1とつなげば、これまで通りテレビで写真を見ることができつつ、プロジェクターでいつでもどこでも写真が見られるという素晴しい環境が完成するのです。

 部屋を暗くして壁にドーンと大きく映すほど気合を入れなくても、普段通りテーブルに映し出しても、床に座って映し出しても、寝室に移動してすぐそばの壁に映しても「どこでも思い出の写真を見られるよ」というのが最高にツボにハマりました。

 おもいでばこがよくできているのは、専用のハードウェアリモコンを使わなくても、スマホ用のおもいでばこアプリを使えば、ネットワーク越しに専用リモコンと全く同じように操作可能なことです。スマホがリモコン代わりになるため、おもいでばこと離れた場所にLSPX-P1のプロジェクター本体を置いても、簡単に写真を閲覧できるわけです。

おもいでばこ(2) テレビが使えなくても、ポータブル超短焦点プロジェクターのLSPX-P1さえあれば、家中どこでも写真や動画を見ることができます
おもいでばこ(3) 離れた場所におもいでばこと付属のリモコンが置いてあっても、スマホの「おもいでばこ」アプリをリモコンとして使えます
おもいでばこ(4) たくさんたまった写真を見ながら、欲しい写真があればスマホに転送してSNSにアップといった使い方もできます。本当にかゆいところに手が届くおもいでばこです

 基本的にLSPX-P1は白い壁や床があればきれいに写真を映し出せますが、色の付いたテーブルや床、壁面に投影すると、さすがに色味が変わってしまいます。それはそれで雰囲気が変わって面白いのですが、ホワイトボードや白い画用紙、プラ板を1枚用意しておくと、画質も問題をカバーできます。

おもいでばこ(5) 色の付いたテーブルでも白いボードを用意すると、そこにフォトフレームができたかのように映し出して、なかなかいい雰囲気になります

 もはやこうなると、カタチのないフォトフレームのようなもので、おもいでばこから昔の写真や動画を、いつもの日常の生活の中でいつでもどこでも大画面で見返すことができます。

 誕生日のパーティーにテーブルを囲んで写真を見たり、カーペットで寝そべりながら旅行に行ったときの写真を見返したり、寝室の電気を消して運動会や発表会の様子を見たり……。写真を大画面で見返すと、思い出が感動とともによみがえってきます。特に家族で一緒に写真を見れば、「あのとき、こうだったよね」と当時のことを思い出して懐かしい気持ちになり、家族のきずなを深めてくれます。

おもいでばこ(6) スマホのおもいでばこアプリから、直接おもいでばこ内の写真を閲覧して、そのままLSPX-P1に映し出すことができます。思い出の写真を大画面に投写してみると、家族みんなで懐かしい気持ちになって盛り上がれます

そして写真生活がもっと豊かになる

 スマホの普及で写真がより身近になった現在。写真は毎日増え続けて、思い出はどんどんたまっていきます。家族みんなの思い出を簡単操作できちんと管理でき、それをいつでも再生できるおもいでばこと、どこでも大画面で映し出せるLSPX-P1との合体技で、これまでになかった「思い出・感動空間」が家庭内のさまざまな場所で実現できるようになります。

 新しいガジェット製品を見ると、ついつい最新のスペックや性能に注目しがちですが、LSPX-P1とおもいでばこの組み合わせは「こうしたウキウキした気持ちをくれるアイテムというのもステキだな」なんて、いつになく感動してしまいました。

おもいでばこ(7) LSPX-P1とおもいでばこがあるだけで、今まで埋もれていた昔の写真をいつでも簡単に大画面で見られることが楽しみになります。そして、それが「さらに写真を撮って来たい」という原動力にもなるのです
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