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独自BAドライバー9基搭載、NOBLE AUDIO「Katana」 22万円からポタフェス2016 in 東京・秋葉原

» 2016年07月20日 06時00分 公開
[井上輝一ITmedia]

 WAGNUS.と宮地商会は7月16日、「ポタフェス2016 in 東京・秋葉原」で米NOBLE AUDIOのフラグシップイヤフォン「Katana」を発表した。ユニバーサル版とカスタムIEM版が用意され、ユニバーサル版の「Katana Universal」は22万6800円(税込、以下同様)で8月発売予定。カスタムIEM版は、3Dプリントで作られる「Katana SLA」が同じく22万6800円、アクリル製の「Katana C」が26万5000円、材質などをオーダーできる「Katana Prestige」が37万5000円からとなる。現在NOBLE AUDIO公式サイトで受注している。

Katana UniversalKatana C 「Katana Universal」(左)と「Katana C」

 Katanaは、同社「Kaiser 10」の後継となるフラグシップモデルのイヤフォン。Kaiser 10からの変更点としては、片側のBAドライバー数を10基から9基に減らしたことと、BAドライバーに独自の「Noble Driver」を採用したことだ。また、ユニバーサル版のサイズは16.5(幅)×22(高さ)×22(奥行き)mmと、ユニバーサル版Kaiser 10(実測値16.5×22×25mm)から2.5〜3mmほどの小型化を果たした。

ユニバーサル版Katana(左)とKaiser 10(右)のサイズ比較 ユニバーサル版Katana(左)とKaiser 10(右)のサイズ比較

 ドライバー数を10基から9基とした点について担当者に聞くと、「Kaiser 10のチューニングでは、日本のユーザーから高音が耳に刺さるなどのご意見がありました。日本の市場はNOBLE AUDIOにとって大きな存在感があります。そこで、今回日本人の耳に合うよう設計し直した結果、9ドライバーという判断になりました」とのことだ。また、独自の「Noble Driver」については社外の工場に製造を委託し、NOBLE AUDIOで独占して使用する形で作られているものだという。

 Katana Prestigeの材質オプションには新たに人工オパールを用意した。オプション価格は4万3240円。また、ケーブル端子は0.78mmの2pinとなる。

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