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字幕やスタンプでもっと手軽に番組チェック――シャープの新“AQUOSブルーレイ”(1/2 ページ)

» 2016年11月08日 13時00分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 シャープは11月8日、Blu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”の新製品として、2つのチューナーを搭載した「BD-NW2100」など5機種を発表した。同社によると、現在のBDレコーダー市場は「買い替え、買い増しのユーザーが8割以上」。そこで今回は、「見たい番組や見るかもしれない番組だけを手間なく効率的に録画する」ことをコンセプトにした。

「BD-NW2100」(手前)
新しいアクオスブルーレイのラインアップ

 ラインアップは、Wチューナー4機種にシングルチューナーの1機種という構成で、いずれも11月25日に発売する予定だ。価格はすべてオープンプライス。店頭ではWチューナーと2TB HDDの「BD-NW2100」が8万円前後、1TBの「BD-NW1100」は7万円前後、ホワイトカラーの「BD-WW1100」も7万円前後、500GBの「BD-NW510」は6万円前後、シングルチューナーの500GBモデル「BD-NS510」は5万5000円前後になる見込みだ(いずれも税別)。

 例えば連続ドラマやアニメを4週間ぶん自動録画する「ドラ丸」は、新たにバラエティー番組をサポート(同時に利用できるのは1ジャンルのみ)。また「新番組」を自動抽出して専用リスト「ドラ丸リストー番組ガイドー」に表示できるようになった。この画面からリモコンの決定ボタンを押すだけで録画済みの放送回が表示されるため、「番組を見つけるのも簡単」。さらにドラ丸は4週間が経過すると自動的に番組を消去するため、「番組を消す手間もいらない」(同社)。新番組の中で保存しておきたい番組を見つけたときはリモコンの緑ボタンで通常のシリーズ予約に変更すればいい。

自動録画機能の「ドラ丸」は新たにバラエティー番組をサポート

 「例えば、この10〜12月期では、ドラマが28、バラエティは31、アニメは22本も新番組がある(東京キー局の地デジのみ)。ドラ丸リストー番組ガイドーは、番組改編期に便利に使えるだろう」

字幕を活用して“時短”に

 新しい機能として、再生時の「字幕全文表示」が挙げられる。シャープ製レコーダーは、以前から「放送をそのまま記録する」ことをコンセプトとし、番組連動データを一緒に保存する仕様を貫いてきた。春の新製品では見たいシーンを探す「セリフ付きの見どころポップアップ」という形で活用したが、今回はさらに一歩踏み込んだ形になる。

字幕付きタイトルのリスト
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