女性の夢が詰まったコンデジ――カシオ「ZR4100」でメイクアップ！（3/5 ページ）

[荻窪圭，ITmedia]

メイクアップ機能のクオリティーはさすがカシオ

　ZR4100は日常をきれいに記憶に残るように切り取るカメラだ。プレミアムオートPROモードにしておけば、緑は容赦なく緑に、青空は容赦なく青く、肌は容赦なく滑らかに撮ってくれる。

　それが楽しい。

　ZR4100が前モデルより強化したのが、メイクアップ機能。

　旧い言い方をすれば「美肌機能」だ。

メイクアップ機能をオンにして顔を検出するとフレームに星がつく

　これのデキがいいのである。

　メイクアップは4つのパラメーターで調整できる。

　肌の滑らかさ、肌の色（ナチュラルから、美白、ピンク色まで）、顔の明るさ（逆光もものともせず顔を明るく撮ってくれる）、立体感（陰影ですね）。

メイクアップは好みに合わせて強さを変えられる

　すべてを最弱にしたもの（肌の色はナチュラル）。

　すべてを中間に合わせたもの（肌の色は美白）。

　すべてを最強にしたもの（肌の色はピンク色+）。

　を縮小サイズで並べて見た。

縮小サイズで見ても、メイクアップ処理がかかってるのが分かる

　目を大きくしたり唇をより赤くしたりという派手な化粧よりは肌を明るく滑らかに白くするという王道処理。

　デフォルトでは肌の色は「ナチュラル美白+」だ。

デフォルト設定（『ナチュラル美白+』設定であとは滑らかさや明るさ、立体感は中間の設定）で撮影（60mm相当 1/125秒 F4.8 ISO125）

　アジアのスマホを含む様々なメイクアップ機能を見てきたが、これはかなりよい。さすが、東アジアで勝負してる（日本未発売の自撮り向けTRシリーズがある）カシオである。

　それがデフォルトでオンになっているのだ。