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女性の夢が詰まったコンデジ――カシオ「ZR4100」でメイクアップ!(4/5 ページ)

» 2017年08月29日 11時42分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 さらに新しく、メイクアップ機能とアートフィルターを組み合わせたメイクアップアートモードがついた。

 アートフフィルターとしてはHDRアートやフォギーなど様々なデジタルフィルタがあったが、強いフィルターって人の顔には向かない。顔が不自然に加工されちゃう。

カシオ得意のHDRアート(露出を変えて3枚連写して極端なHDR写真を作ってる)。超広角だとより迫力が出るが、人物には向かない(19mm相当 1/160秒 F2.7 ISO80)

 メイクアップアートなら、顔と背景で別々に処理してくれるので、背景だけHDRアートをかけたり、背景だけぼかしたりできるのだ。全部で7種類のフィルターがある。

メイクアップアートでは7種類のフィルターを選べる
7種類から印象的なものを4つピックアップしてみた
メイクアップアートフィルターでフォギー(19mm相当 1/40秒 F2.7 ISO400)

 こういうメイクアップ系機能を強化と切っては切れないのが自撮りである。

 モニターを開くだけで電源がオンになり180度開くと自撮りモードになる。

 レンズ横のボタンは自撮り時に押しやすいように付けられたフロントシャッター。

 フロントシャッターの機能はいくつかカスタマイズできる。わたしは自撮り用セルフタイマーにした。フロントシャッターを押すと2秒のセルフタイマーがかかるが、長押しすると5秒まで伸ばせるので、便利に使える。

自撮りの図。セルフタイマーがカウントダウンしている瞬間

 19mm相当の超広角は自撮り時に強い。

 背景を広く入れられるし、上手に撮ればこんなダイナミックな自撮りも。

広角を生かした自撮り(19mm相当 1/320秒 F2.7 ISO80)

 仲間で一緒に自撮りしたいときも超広角は有利。両端の人は顔がちょっと歪んで写るがまあそれはしょうがない。

 逆光など条件が悪いときも、顔の検出さえできれば顔に露出を合わせてシャドウ部を持ち上げてメイクアップ処理をかけてくれるのが素晴らしい。逆光自撮りのケースって多いから。

こんな逆光下でも問題なし
逆効果でも顔検出さえうまくいけば自動的に顔に露出を合わせ、顔のコントラストが高くなりすぎないよう処理してくれる(19mm相当 1/160秒 F2.7 ISO80)

 しかも操作は非常に簡単。

上面から。非常にシンプル。基本的にオートで楽しむカメラなのでPASMモードはなくてもよかったかと思う

 惜しむらくはモニターがタッチパネルに非対応なことくらいか。

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