望遠側は95mm相当。明るさは広角でF2.7、望遠でF6.4。絞り機構は持たず、明るすぎるときはNDフィルターを使う仕組みだ。
イメージセンサーは1/1.7型の1200万画素。普及型コンデジよりひとまわり大きなセンサーなのでクオリティーはなかなか高い。
広角端と望遠端で撮り比べるとこんな感じ。
19mm相当の広角端。かなりの広角なので遠近がすごくしっかり出る。周辺まで歪みがないがこれはデジタル補正処理がかかっているのだろう。見栄えがいいカシオらしい写り(19mm相当 1/400秒 F6.9 ISO80)
同じ位置で望遠端の95mm相当。中望遠レベルではあるが日常を楽しむズームとしては十分なレベル。金色の輝き具合もよし(95mm相当 1/320秒 F6.4 ISO80)
5倍ズームと倍率は高くないが、望遠端で95mm程度あればポートレートにはちょうどいい感じだし、日常で使うにはほどよい中望遠っぷりだ。
モニターをチルトさせ、地面すれすれから暑さにまけて日陰で昼寝してる夏バテ猫(85mm相当 1/125秒 F6 ISO160)
一応いつものガスタンクも。
28mm相当の念頭において定点作例にしたのだが、19mm相当にもなるとかなり広く撮れるのでガスタンクが遠く感じる。1200万画素相当で1/1.7型センサーとコンデジとしては素性がよく写りもしっかりしている(19mm相当 1/500秒 F6.9 ISO80)
チルト式モニターを生かせば、こんな超広角ならではの写真も簡単に撮れる。
柳はローアングル+超広角で撮ると面白い(19mm相当 1/1000秒 F2.7 ISO80)
ISO感度は80からISO6400。ISO800以上の高感度時の画像だけ切り取ってみた。
ISO800からISO6400まで。ISO800までなら普通に使えるかなと言うレベルだが、このクラスのコンデジとしては優秀だ。
さらに、BSモードのHS夜景やプレミアムオートPROで暗所だと判断されると連写+合成によってノイズが少ない写真を撮ってくれる。
夜景をプレミアムオートPROで(19mm相当 1/10秒 F2.7 ISO200)
マクロはワイド端でレンズ前3cmまで寄れる。
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