これはもう高級インテリア? ソニー、人工大理石を使った4K超短焦点プロジェクター「LSPX-A1」発売
ソニーは3月13日、居住空間に調和する“Life Space UX”シリーズの新製品「LSPX-A1」を発表した。1月に米国ラスベガスで開催された「CES 2018」で展示し、既存のオーディオ&ビジュアル機器とは一線を画す外観と素材で注目を集めた4K超短焦点プロジェクターだ。日本では4月1日から受注生産方式で販売する。価格は238万円(税別)。
天板には建築素材としても使われる人工大理石を採用し、アルミフレームに木製の棚を組み合わせた高級感のあるデザイン。スピーカーを内蔵した本体はメッシュ状の樹脂素材で覆い、背面にはケーブル類を収納するカバーも用意した。棚板の下には別体のサブウーファーを配置(移動可能)できるなど、徹底して本体以外の部分を隠せるように配慮している。Bluetooth(BLE)対応のシンプルなリモコンも専用にデザインしたもので、人工大理石を思わせる色と質感としている。
左右のアルミフレームは上部が有機ガラス製のツイーターになっている。Life Spase UXのグラスサウンドスピーカーと同様、ガラスをアクチュエーター(振動子)で振動させて音を周囲360度に広げる仕組みだ。また、人の声を含む中音域を担当するミッドレンジスピーカーは、本体左右の他に背面にも搭載した。背面から斜め上向きに音を出し、映像を投影した壁に反射させることで「音像を上に持ち上げる」(同社)という。セリフなど重要な音が画面から聞こえるようになる。
光学系は2017年発売の「VPL-VZ1000」に準じた仕様だ。超単焦点レンズと画像処理により、壁際に設置するだけで85インチから120インチの大画面を映し出す(Z1000は80〜120インチ)。120インチの場合、本体を壁から24.5cm離す必要があるという。パネルは4K解像度のSXRDで、光源は青色レーザーと蛍光体を組み合わせた。輝度は最大2500lm(ルーメン)で、HDR 10およびHLG(Hybrid Log Gamma)コンテンツに対応。超解像処理「リアリティークリエーション」のLSIも搭載し、Blu-ray Discやデジタル放送などフルHD以下のコンテンツも4K信号に変換、表示する。
本体サイズは約1255(幅)×559(奥行き)×470(高さ)mm。重量は約75kg。なお、購入の際には事前にソニーのスタッフが設置場所を訪問し、画面の明るさを十分に確保できるかを確認するという。
“Life Space UX”は、電化製品を生活空間の中に足していくという“モノ”中心の発想から脱却し、居住空間に調和する家電の在り方を考えた取り組み。ソニーは2014年1月の「CES 2014」でLife Space UXのコンセプトを発表し、これまでに4K超短焦点プロジェクター「LSPX-W1S」、LED電球スピーカー「LSPX-103E26」、ポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」、グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」を商品化している。
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