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天板は人工大理石、インテリアに合う「Life Space UX」の新しい4K超短焦点プロジェクターCES 2018

» 2018年01月10日 19時09分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、米国ラスベガスで1月9日(現地時間)に開幕した家電見本市「CES 2018」で「Life Space UX」シリーズの新しい4K超短焦点プロジェクター「LSPX-A1」を発表した。

 LSPX-A1は、壁際に設置した状態で85インチから120インチまでの大画面を投影できる4K/HDR対応の超短焦点プロジェクターだ。昨年の「CES 2017」で紹介された試作機が、いよいよ商品としてお披露目された格好になる。

「LSPX-A1」。本体サイズは1255(幅)×559(高さ)×470(奥行き)mm

 天面に人工大理石をあしらい、木目調の棚を組み合わせた、まるで高級家具のような佇まい。しかもメタルフレームの上部が円筒形の有機ガラスを使用したツイーターになっているという。これは、「サウンティーナ」や「グラスサウンドスピーカー」のバーティカルドライブ技術をブラッシュアップしたもので、ガラスを加振器で揺らし360度に音を出す。さらに3つのミッドレンジユニットに50W出力のサブウーファーを組み合わせたユニークなサウンドシステムを構築している。

ポール部分の上部が有機ガラスのツイーターになっている。指向性の高い高音を360度に広げられるため、家族で映画を見るときなどにも適している

 プロジェクターとしては、「4K SXRD」パネル(4096×2016ピクセル)にレーザー光源の「Z-Phosphor」を組み合わせ、HDR対応で画面輝度2500lm(ルーメン)を実現した。HDMI入力は3系統で、いずれもHDCP2.2をサポート。Bluetooth対応のリモコンが付属する。

設置イメージ

 ソニーによると春頃に米国で発売する予定で、価格は3万ドル程度(約338万円)とかなりプレミアム。日本での発売予定について聞くと「準備ができ次第、アナウンスする」というステータスだったので、何らかのかたちで実施されるものと思われる。

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