サーキットの試乗で、その実力がハンパでないことはすでに分かっていましたが、一般路上に持ち出して、改めてその実力に驚かされました。とくに、バネ下重量20kgの軽減効果は絶大です。
まず、「嘘だろ!」と思うくらい、乗り心地がいいのです。路面の凹凸をスムースにしなやかに、なめるように吸収してしまうのです。強靱でしなやかなフットワークは、ワインディングロードに入ると、さらにその実力を歴然とさせます。
まあ、「街も快適に走れるレーシングカー」といったところでしょうか。1575万円のプライスタグが軽いのか重いのか、その判断は人それぞれで異なるでしょうが、速さとの関係だけで評価すれば、間違いなくバーゲン価格だと思います。
(文&撮影:岡崎宏司)
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