鉄道に乗っていて「どの車両も同じようなものだなあ」と感じたことがある人もいるのでは。なぜ特徴のない車両が増えてきたのか。その背景について、共同通信の大塚記者と時事日想で連載をしている杉山氏が語り合った。
地方鉄道が危機に瀕している。もちろんすべてではないが、地方経済の疲弊や人口減などを背景に、鉄道の利用客が減少傾向にある。こうした事態に、打つ手はあるのだろうか。答えは「ある」。
渋谷駅と大阪駅の周辺が変化しつつある。両駅とも駅前再開発が進んでいて、今後も商業施設やホテル、オフィスビルなどが建ち並ぶ予定だ。しかしこうした開発は、果たして「成功」と呼べるのだろうか。
LCCの就航によって「ちょっと旅に出てみようか」という人も多いのでは。しかし空港へ行くまでの電車代は、旧態依然のまま。高い。鉄道会社はそろそろ「空港行き」の運賃を見直すべきではないだろうか。
駅ナカビジネスが好調だ。夕方のラッシュ時だけでなく、休日にもたくさんのお客が訪れている。これまでにない新ビジネスが好調なのはいいことだが、問題点を指摘する声が出てきた。それは……。
「鉄道ファン」といっても、いろいろある。例えば、列車の撮影を趣味とする「撮り鉄」、走行中の列車を録画する「録り鉄」など。しかしこうしたファンは、鉄道会社にとって悩ましい存在なのかもしれない。その理由は……。
日本でもLCCの就航が相次いでいるが、欧州でのシェアは4割を超えている。LCCの攻勢が強まれば、日本でも一気にシェアが高まるかもしれない。そうした事態になれば、鉄道会社にどのような影響が及ぶのだろうか。
鉄道の未来は厳しい。人口減で需要が減少するなか、格安航空会社が台頭してきた。かつて経験したことがない競争に対し、鉄道会社はどのような手を打つべきなのか。鉄道事情に詳しい、共同通信の大塚記者と時事日想で連載をしている杉山氏が語り合った。
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